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弱腰?民主党「強権的」から「平身低頭」路線

東京都青梅市で記者の質問に答える菅首相
東京都青梅市で記者の質問に答える菅首相
Photo By 代表撮影

 民主党は10月1日召集の臨時国会を控え、野党から「強権的」と非難されてきた国会運営を見直す方針だ。新任の鉢呂吉雄国対委員長の肝いりで、「平身低頭」路線と命名。2代続いた小沢一郎元幹事長系委員長の路線からソフト路線へ転換を図る。

 参院で与党が過半数割れした「ねじれ国会」では、野党の協力が得られない限り法案を成立できない切実な事情があるものの、成果が出なければ「弱腰」と批判を受けかねない。

 「与党国対にあいさつに来る必要はない。まずは野党に行け」。鉢呂氏は内閣改造直後、就任あいさつに訪れようとした閣僚と副大臣、政務官の各府省政務三役に首相官邸を通じくぎを刺した。

 党代表に再選された菅直人首相と新任の岡田克也幹事長が、野党各会派をそれぞれあいさつ回りしたのも野党対応最優先の一環だ。仙谷由人官房長官のお墨付きも得たという。民主党国対幹部は「最初からけんか腰では協議の糸口すら見いだせない」と語る。

 国会開会を1週間後に控えた24日、国会内の国対委員会の各部屋を突貫工事で大改装。国対委員長室を他の国対幹部が詰める部屋に隣接させ、より緊密に意思疎通が図れるよう間取りを変更した。記者会見用スペースも新たに確保し、「開かれた国対」をアピールする方針だ。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年09月26日 16:04 ]

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