《和》の詩学と《物語》の深淵の彼方…詩想の旅の記録。
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イラスト担当・著

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「透ける布=ベールを描く」…というチャレンジなのですo(・・*)o

という訳で、『千一夜物語』の「シェエラザード」を描いてみました。

人物的にも、一番目か二番目に魅了されるキャラでは無かろうかと。

お話が面白い人は、何処でも人気が出るのだろうな、と思うのです。

そういえば、NHKドラマにもなった浅田次郎の小説『シェエラザード』も、面白かったような。

ドラマで使われたバックグラウンド・ミュージック『シェエラザード』は、ロシアの作曲家リムスキー・コルサコフの有名な交響組曲だそうで。音楽がよく分からないので評価が出来ないのですが、彌勒丸の沈没シーンをドラマで見て、何となく「そういう感じ(タイタニック的?)」と思った程度ですが…o(・・;)o<んー…

リムスキー・コルサコフのミュージック『シェエラザード』は、フィギュアスケートの定番プログラムにもなっているようです。伊藤みどり選手のダイナミックな『シェエラザード』は、印象が強い作品のひとつだと思います。あとは、安藤美姫選手の『シェエラザード』の解釈も、結構ツボにはまりますし、お気に入りなのですo(・・*)o

いつか、浅田真央選手による『シェエラザード』も見てみたいところです…☆

えーと…何だか話がずれました。

今回のイラスト「シェエラザード」、色々と実験レベルの作業が多く、構図などの部分ちょっと戸惑いましたが、なかなかの満足の出来になったので公開。

(背景の白いシャボン玉との重なりや、モスクっぽい建物との重なりに注目☆)

今回、描画ラインじゃなくて、レイヤーの重なり合いが生み出す、パソコンならではの「透けるベール」表現に集中したかったので、描線はあまり描き足しませんでした(鉛筆でクッキリとラインを取り、スキャンして、ノイズをコマメに処理して、モノクロ4色ぐらいに絞って、画像ファイルのサイズを減量してある)

アクセサリ部分のデザイン、こういうのはあっただろうか?と、後でアセアセ…

「(アラジンの)ランプの光に映える夜のデザイン」のつもり…(うーむ)

白いベールの部分は、フォトショップの「(ぼかしみたいな)ブラシ」と「消しゴム」を交互に持ち替えて、不透明度を様々に変えて、塗り塗り、消し消し、したものであります。初めてだったので結果どうなるか全然分からなかったのですが、「成せば成る♪」という事で、思ったより上手くいきました。

もしかしたら、髪の毛の輝きやハイライトを描くのが上手い人が、こういう「千一夜物語スタイルのベール」を描くと、もっと面白いものが見られるんじゃ無いかなあ…と、思いました。

白いベールじゃなくて、黒いベールとか、桃色、緑、黄色、紫、いろんな色でベールを描いてみても面白そうですし。中央アジアの民族衣装も、華やかなものが多くてステキです。

※トルキスタンの多様な民族衣装は、素材的にもイチオシかも。ただ、現在は、中国共産党的な人民教育と、中国共産党による政治的・経済的・文化的弾圧?が徹底していて、ネットでは余り見られないみたいです(悩)

…今はこの辺りで…☆

おしまい♪>o(・・*)o


《添付:ナニゲに感動したのでケータイ写真/by美月》

台風一過の夕空

☆撮影日=2010.9.25-17:00頃|☆タイトル=台風一過の夕空
☆サイズ=幅800*高480ピクセル53KB
☆コメント的和歌=《西の果て,戦(いくさ)ありけり波高し,はるかに仰ぐ天(あめ)の夕凪》

☆和歌の解説(美月コメント)

目下、尖閣諸島の関連の出来事が気になっていましたが、曖昧でウヤムヤで落ち着かない結末になったのは、正直ビックリしました。様々な情報を見聞してみると、菅首相は横着の余り、首相権限を振り回しすぎていると思いました。菅首相の、スターリン的独裁者としての適性と運命が、仄見えるような…

和歌の文字数の都合で「戦(いくさ)」を入れましたが、実際にも「外交戦争」の様子だったので、作品の構成としては、割に上手くいったかな?と思います。いずれにせよ、水面下の感情が10月以降、大きく波立ってくるような気配を感じました。

…もしかしたら本当に、極東を舞台とする戦争が、そう遠くない将来に勃発するのかも知れません…(2011年か、2012年…かな…)。戦場が日本国内にシフトするかどうかまでは分かりませんが、暴動や流血は避けられないような…(戦前の「通州事件」の記録がショッキングでした)

…不吉な予感はさておき…

不意に訪れた「夕凪の時間」は、おそらく、とても貴重なものだと思いました…

《プチ・お知らせ》
ホームページで過去のカラーイラスト作品を2点追加しました
直通アドレス《http://mimoronoteikoku.tudura.com/astrolabe/gallery.html

10月運勢のタロット予想は、週の半ばにアップ予定です(単純に、体調の良い時を選んで偶然にカードをめくっているだけなので、毎度、的中率は期待しないで下さい。検証というのも殆どコジツケですし…);^^ゞ

@カラーイラスト:シェエラザード-《FriendFeed

恒例の月末タロット検証:9月運勢占いの検証版です。コメント欄にメモしようと思いつつ、量が多いので、エントリ立てにしました…;^^ゞ

9月上旬【貨1(逆)/杖の騎士(正)】=「政治とカネ」、ごり押し、出入り

9.1=女教皇(逆)・・・病的な潔癖、気分散漫、イライラ
ヨルダン川西岸で入植者4人射殺、ハマスが犯行声明(CNN-2010.9.1)
・・・病的な潔癖という点では、このニュースが当てはまるかな…と思いました。
▼陳さんのWorld viewの2010.9.1記事リンク集が圧巻

他、興味深いサイエンス関連ニュースを幾つか
「ネット上のなりすまし」違法へ:カリフォルニア州(WiredVision-2010.9.1)
遺伝子変異が片頭痛発症に影響(ナショナルジオグラフィック2010.8.31)

9.2=運命の輪(逆)・・・見当違い、前進しているようで後退
三峡ダム周辺の環境破壊、回復に巨額を投入-中国(AFP-2010.9.1)
米共和党が民主党に過去最大のリード、米中間選前調査(AFP-2010.9.1)
小沢氏の剛腕警戒-自民内に首相続投望む声(iza-2010.9.2)
メキシコ湾で原油掘削施設が爆発(AFP-2010.9.3)
▼陳さんのWorld view-2010.9.2記事リンク集…本日のリーベンオチ

9.8=恋人(正)・・・進路決定、強調、外交アタック
ロシアとイスラエルが軍事技術協力-武器輸出巡り思惑(朝日新聞2010.9.7)
・・・小池百合子氏のツイートが興味深く…
多剤耐性菌、都内2カ所でも感染-計3人死亡か(朝日新聞2010.9.8)
・・・不気味な広がりを見せているようです。思ったよりオオゴト?
逮捕の中国漁船船長、石垣島に到着し取り調べ開始(朝日新聞2010.9.8)
・・・尖閣諸島のテリトリー問題が炎上の気配。もろに「外交アタック」ですね(汗)
米教会が9.11にコーラン焼却を計画、米軍司令官らが懸念(AFP-2010.9.8)
・・・これも「外交アタック」の部類に入るかなと思いました。
鈴木宗男議員、失職・収監へ-最高裁が上告棄却(朝日新聞2010.9.8)
・・・後日のニュースですが、鈴木宗男氏は「新党大地」の代表を続けるそうです(汗)

9月中旬【貨7(正)/剣9(正)】=進展あり、早い結果、踊り場、前後不覚

9.12=戦車(正)・・・競り勝ち、急転、リーダーシップ
米同時多発攻撃から9年、モスク建設めぐり抗議運動も(ロイター2010.9.12)
・・・かねてから話題になっていた「コーラン焼却問題」、こんな大騒動に発展するとは思いませんでした。トランス・オクシアナの西側の宗教問題は、複雑怪奇ですね…^^;

9.16=世界(逆)・・・煮え切らない、スランプ、停滞
▼民主・岡田氏「天命でしょう」幹事長を受諾(朝日新聞2010.9.16)=菅直人首相は16日、民主党の幹事長に岡田克也外相を起用することを決めた。岡田氏は同日午後、首相官邸で菅氏と会談。外務省に戻り、記者団に「外務省のみなさんには申し訳ないが、政権交代をして頂いた国民の気持ちを考えたら、いろんなことを考えていられない。天命でしょう」と語った。
北朝鮮、韓国に南北軍事実務会談の開催を提案(ロイター2010.9.16)
日本の為替介入「原因は元安」、米議員ら不快感示す(AFP-2010.9.16)

9.19=正義(逆)・・・均衡が破れる、両天秤の破局、厄介事
▼再び、陳さんのWorld viewの2010.9.19記事リンク集(本日のリーベンオチ)です…;^^ゞ
船長逮捕に中国各地で抗議デモ、尖閣諸島の漁船衝突(AFP-2010.9.18)

9.20=太陽(逆)・・・虚栄心、信用がた落ち、関係が冷える
中国漁船・尖閣領海内接触:日中閣僚交流停止-日本、対応変えず(毎日新聞2010.9.20)
・・・APECも騒動になりそうで…^^;
中国、閣僚級の交流停止 尖閣の衝突船船長の拘置延長で(AFP-2010.9.20)
▼人民元基準値、6.7110元=7日連続高値更新-上海外為《時事通信2010.9.20》週明け20日の中国・上海外国為替市場では、人民元の対米ドル基準値が、2005年7月の切り上げ以降の最高値となる1ドル=6.7110元に設定された。前週末の銀行間取引終値と比べて0.19%の元高・ドル安。中国人民銀行(中央銀行)が取引の目安として示す基準値を最高値に設定したのは、これで7営業日連続。基準値は9月に入って1.48%上昇。6月の弾力化方針発表以降の上昇幅は1.74%となった。

人民元が連続高値なのですね。通貨バブルっぽいのかなあと、不思議に思っています。

9月下旬【貨10(正)/女帝(逆)】=人脈再建するも高慢、協調が取れず

9.21=魔術師(正)・・・独創的、冷静な判断が吉、発展力
特捜検事を証拠隠滅で立件へ-改ざんFD入手、解析(47NEWS-2010.9.21)
・・・TVのニュース速報で、疑惑の中心の検事が逮捕されたというニュースが出ていてビックリしました。大型の司法ジャンルの不祥事事件に発展しそうな気配だと思いました。この出来事のプロセスを眺めていて、19日(正義・逆)に何かあったのだろうか…と、想像しています…
北朝鮮、労働党代表者会を28日に開催へ=KCNA(ロイター2010.9.21)
尖閣問題、「毅然とした対応を」-那覇市議会が政府に意見書(msn産経2010.9.21)
・・・「基地は要らない」と言ってたけど、基地問題はどうするんだろう…???
チリ落盤事故、第3の案で救出さらに速まる可能性も(CNN-2010.9.22)
・・・「魔術師・正」に相応しい出来事だと思いました^^
▼他、『陳さんのWorld view』の2010.9.22のニュースリンクが圧巻だったので…^^;
・・・本日の中共・半島オチ本日のリーベンオチ本日の国際情勢オチ

・・・尖閣諸島事件に関する、温家宝氏の恫喝的な宣言が驚き。他にバチカン資金洗浄事件。

9.24=隠者(正)・・・集中力、能率アップ、品質に注目
▼イチロー選手、10年連続200本安打達成だそうで、すごいです…^^;
尖閣沖の衝突事件、中国人船長を釈放へ「日中関係考慮」(朝日新聞2010.9.24)
前田検事、故意の改ざん認める-否認から一転-最高検(朝日新聞2010.9.24)

尖閣諸島事件の一連の外交で、やっぱり【貨10・正/女帝・逆】=「人脈再建するも高慢、協調が取れず」の雰囲気になってしまったかも…と、思いました。コジツケかも知れませんが…(アセアセ)、この事件は後々まで響くのではないかと、少し心配しています。非常にカルト的な雰囲気になっているように見えますし、変な事にならなければ良いですが…

菅政権は「国家戦略室」を持っているそうで、その機能は「首相の知恵袋」とか、政策提言や情報提供といったものだそうですが、ここ数日の尖閣諸島事件の関連のニュースを見ていると、「国家戦略室」というのが本当に、「有効な外交や政治を繰り広げるべく戦略的に動いている」のかどうか、とても怪しいと思いました(=ちょっと注目してましたが、ただの一回も名称が出てこなかった代わりに、「地検が政治的判断を行なった」という風になっているらしい)…^^;

9.27=力(正)・・・難関の克服、敵と和解、基礎に注目
・・・未来の事象なので空白

《以上》・・・以下、コメント欄に覚書です=内容を考えて、前記事からコメント欄に引越し…;^^ゞ

@9月運勢占いの検証-《FriendFeed

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《近況つぶやき》・・・鉄剤注射をすると、1日くらいの間、妙に眠くなるようです。血液成分の処理に集中するためでしょうか…それにしても、両腕に注射針の痕跡が点々と残っており、何とも落ち着かないです。

眠くなるという身体反応で見ると、たまたま休日が多い週で良かったかも知れません(世間的には、シルバーウィークと言うそうです)…^^;

・・・さて前回の続きです。伊勢別街道、窪田宿の一幕…^^;

後の鏡さんが書いたと設定している『照泉鏡』(架空の歴史書)より;・・・八つ時か窪田宿に至る。非常なる大燈籠あり。その昔近江国より来たる伊勢参詣の者らの運びて力尽きた故によると云う。足自慢の飛脚が集いて幟を立て何やら祭るあり・・・

「窪田宿の大燈籠」として有名な燈籠(表現がオーバー過ぎたかな…^^;)をしげしげと眺め、次いで多くの飛脚が走っているのを観察している鏡さんでした。その後ろで、戈郎さんとイオさんが会話をしています。

「毎年正月に全国の飛脚が国別対抗で箱根駅伝をしています」とイオさん。

「箱根駅伝だと?」と驚いて振り向く戈郎さんに、イオさんは涼しい顔で説明を続けました。「箱根街道の整備事業に絡んで…」

※箱根駅伝は、現在の正月の箱根駅伝が元ネタであります☆^^

「箱根って、あの富士山の…ですか?」と問う鏡さん。

「ええ…富士山は甲斐・駿河・伊豆の国境にある山です」と答えるイオさん。「そのかみ富士山の大噴火で甲斐の国は黄泉の国と化しています…それで今でも半黄泉(なまよみ)の甲斐の国と歌われています」

(解説)「なまよみ」は甲斐の国にかかる枕詞だそうです。「なまよみ」の当て字に「半黄泉」を当てるのは、オカルトホラー作家&研究家・加門七海氏の説で見かけました^^

・・・イオさんはつぶやくように続けます。「私は古老からその言い伝えを聞いただけですが…あたり一面灼熱の火の海となり、草木も生えぬ大地と成り果てた…と」

(解説)この言い伝えは、864年(貞観6年)の「貞観(じょうがん)噴火」を元に創作してみました。

(貞観噴火についての資料=静岡大学防災総合センター:3.貞観噴火と宝永噴火

・・・その内容に、しばし無言で驚いている鏡さんでした。

※この部分にページを割いた理由は…あえて言えば富士山でしょうか。後で見てみるとオーバーだったり、ちょっと間延びしたかも。何となく富士山と甲斐の国について、枕詞「半黄泉(なまよみ)」という形で、淡い伏線をかけておいても良いかなと思いつつ。後の物語で、この場面を利用できるかどうかは分かりませんが…^^;

…続きは、次回…^^

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当サイトは、オリジナルコミック制作を含む創作サイトです。テーマは神話・物語群の私的・詩的考察です。

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――成分分析http://seibun.nosv.org/より
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