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出直し場所が千秋楽 客足鈍く…満員御礼4回だけ

 東京都墨田区の両国国技館で開催されてきた大相撲秋場所は26日に千秋楽を迎えた。

 野球賭博問題など不祥事からの再出発と位置付けられた場所。日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)が恒例の協会あいさつで「今場所は相撲協会改革に向けて信頼回復の大事な本場所」とし「今後は土俵のさらなる充実を図り、皆さまに愛される日本相撲協会を目指す」と頭を深々と下げると、観客席からは「その通りだぞ」との声が飛んだ。

 外部からのすべての表彰を辞退した名古屋場所とは打って変わり、今場所の表彰式は華やいだ雰囲気が復活した。4場所連続全勝優勝で連勝を62に伸ばした横綱白鵬関の手には天皇賜杯も帰ってきた。菅直人首相が内閣総理大臣杯を土俵上で自ら手渡すと、館内からは大きな拍手が送られた。

 ただ15日間を通じて客足は鈍く、満員御礼はこの日でやっと4度目。秋場所では2003年以来の低調さに終わり、放駒理事長は「本当に寂しい。このところの不祥事も関係していると思う。信頼を回復し、愛される相撲界になれば、またお客さんは戻ってきてくれる」と出直しを誓い、改革の決意をあらたにした。

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