10月30日、訪米したシンガポールのリー・クアンユー顧問相は「米国を東アジア関係から排除してはならない。米国を関与させ中国とのバランスを取るべきだ」と発言し、中国ネットユーザーの批判を呼んでいる。写真はリー顧問相。

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<東アジア共同体>「中国けん制のために米国の参加が必要」リー・クアンユー氏発言に波紋―中国
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2009年10月30日、訪米したシンガポールのリー・クアンユー顧問相は「米国を東アジア関係から排除してはならない。米国を関与させ中国とのバランスを取るべきだ」と発言し、中国ネットユーザーの批判を呼んでいる。11月5日、環球網が伝えた。

鳩山由紀夫首相が「東アジア共同体」を提唱する中、アジアの協力関係をどのように構築するべきか議論となっている。中でも焦点となっているのが米国の位置づけ。鳩山首相は米国の参加に消極的とも伝えられているが、リー顧問相は台頭する中国をけん制するためにも米国の存在は不可欠だと断言した。

この発言に中国人ネットユーザーは怒りをあらわにしている。環球網が実施したネットアンケートでは72%が「おかしな発言」と批判した。あるネットユーザーは「中国は東南アジアを侵略しているわけではない。何をけん制する必要があるのか。むしろ米国の横暴をけん制するために東南アジア諸国は中国を必要としている」とコメントしている。(翻訳・編集/KT)
2009-11-06 13:01:38 配信

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