“臨時国会で政府の対応追及”
K10042088511_1009262055_1009262100
NHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

“臨時国会で政府の対応追及”

9月26日 20時42分 twitterでつぶやく

自民党の谷垣総裁は、東京・有楽町で街頭演説し、尖閣諸島の日本の領海内で起きた中国漁船の衝突事件で、中国人船長が釈放されたことについて、政府の判断によって船長が釈放された可能性が強いとして、臨時国会で政府の対応を追及する考えを示しました。

自民党の谷垣総裁は、さきに発足した党のシャドウ・キャビネットのメンバーとともに、26日、東京・有楽町で街頭演説しました。この中で谷垣総裁は、沖縄県の尖閣諸島の日本の領海内で起きた中国漁船と海上保安庁の巡視船の衝突事件で、中国人船長が釈放されたことについて、「国内法で粛々と処分をするというなら、貫かないといけない。温家宝首相が、釈放を要求した直後に釈放したことで、圧力をかければ、日本は折れる国であるという、誠に情けないメッセージを出した」と述べました。そのうえで、谷垣総裁は「菅総理大臣も仙谷官房長官も『検察が判断した』と言っているが、隠れた指揮権の発動があったと思う。責任を検察に転嫁する政治があっていいのか。国会が開いたら徹底的に追及していく」と述べました。