アジア開発銀行はどこにゆく

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昨日は念願の課題を無事に終えて、とても美味しいビールが飲めました。
と、個人的にはルンルン気分なのですが、私の周囲は尖閣列島における不法侵入中国人釈放問題の話題でもちきりです。

結論から言えば、中国は再びあの海域にやってきます。なぜならあそこは「中国の神聖な領海」になってしまったからです。
ちなみに中国外務省は日本に謝罪と賠償をせよ、と声を荒げていますが、すでに日本政府は謝罪も賠償も実行中です。
というのも、今年中にも日本を抜いて世界第二位になると見られる中国にいまでも返済不要の無償援助というODAを続けているからです。これがすべて日本国民の税金であることは言うまでもありません。

そればかりか、日本が最大の出資国であるアジア開発銀行(ADB)はいまでも単年度でODAとほぼ同額にも上る援助を行っています。驚くのは、円借款で、『中国の軍事拡大に利用される可能性がある』との理由からすでに中止されている道路、鉄道、空港などプロジェクトに対して、いまも大々的な支援が行われていることです。こうした諸設備を人民解放軍が優先的に使っている事実は言うまでもありません。

アジア開発銀行の総裁は誕生以来、これまですべて日本人で占められていて、いずれも財務省の高官出身の財務官僚たちであります。前述の交通インフラへの融資も黒田東彦・現総裁の了解を経て、いまも堂々と実行されているのです。日本の所管の財務省もOKを出していることは言うまでもありません。

不思議なのは、これほどの援助をしているのに、中国人ばかりか、納税者たる日本国民もこうした事実を知らないことです。しかしその理由は単純なのです。新聞もテレビもこうした事実を報道しないからです。唯一の例外はサンケイ新聞の古森義久氏のレポートだけであり、後はほとんどノータッチ。
『正義のペン』は中国政府と財務省当局の顔色伺いに余念がありません。

アジア開発銀行の融資する高速道路はチベットに、新疆にと、少数民族の住む地域に拡大中です。チベット支援団体はこの件で、開発銀行に抗議したのですが、一切無視。私の取材に対しても「アジア開発銀行はそうした政治的なことは知りません」という木で鼻をくくったような回答が帰ってきただけでした。

繰り返します。これが私たち日本人の税金が一番投与されているADBの姿なのです。尖閣列島問題があろうがなかろうが、日本政府財務省承認のもと、ADBが行う中国援助にはなんの変化もありません。蓮ホーさん、事業仕分けの出番ではないのですか?
一句できました。
(中国に)踏まれても、けられても、ついてゆきますADB


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