2010年7月30日 19時22分 更新:7月30日 19時33分
気象庁は30日、8月4日ごろからの約1週間は梅雨明け直後と同等の猛暑になる可能性が高いとして、「異常天候早期警戒情報」を北海道を除く全地域に出した。31日から来週前半にかけても、南から暖かく湿った空気が入りやすい状況が続くため蒸し暑く、熱中症になりやすい状態がしばらく続くため、気象庁は注意を呼びかけている。
同庁によると、一時的に南に下りていた上空の偏西風が来週以降、平年より北寄りを流れるようになり、東北地方以南は太平洋高気圧に覆われやすくなる。特に来週後半になると、発達した太平洋高気圧の中心が日本列島付近に位置し、再び厳しい暑さに見舞われるという。30日発表の1カ月予報(7月31日~8月30日)でも、全国的に期間の前半を中心に気温が高い状態が続くとした。
気象庁は「これからしばらく健康管理に気をつけてほしい」と注意を呼びかけている。【飯田和樹】