ちひろ美術館・東京 展示予定


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3/2(火)~5/9(日)
ちひろと金子みすゞ

協力:金子みすゞ著作保存会、(株)JULA出版局
 
 


金子みすゞは、みずみずしい感性でいのちや自然を見つめ、心に響く数々の詩をつづりました。ちひろの絵とみすゞの詩を、「幼い心」「花」「夢」など共通するテーマから紹介します。


小鳥とあかちゃん 1971年
小鳥とあかちゃん 1971年
<企画展>ポーランドの絵本画家たち

後援:駐日ポーランド共和国大使館

協力:フィリア美術館、東京外国語大学附属図書館、東京都立多摩図書館


東欧の国ポーランドの代表的な絵本画家ユゼフ・ヴィルコンやボフダン・ブテンコ、エルジュビエタ・ガウダシンスカ等、9人の作品を展示し、日本ではあまり知られていないポーランド絵本の魅力を紹介します。


ボフダン・ブテンコ(ポーランド) 『しずくのぼうけん』より 1965年
ボフダン・ブテンコ(ポーランド)
『しずくのぼうけん』より 1965年
5/12(水)~7/11(日)
ちひろの雨

ちひろは四季折々の風景のなかに子どもたちの姿をとらえました。なかでも、雨の情景を繰り返し描いています。絵本『あめのひのおるすばん』をはじめ、雨の日の子どもたちを情趣豊かに描いた作品を展示します。


黄色い傘の子どもたち 1971年
黄色い傘の子どもたち 1971年

〈企画展〉生誕100年 赤羽末吉展I
 -絵本は舞台だ!-

後援:日本児童図書出版協会、絵本学会、日本図書館協会、全国学校図書館協議会、こどもの本WAVE、社団法人日本国際児童図書評議会、練馬区教育委員会、松川村、長野県教育委員会


50歳から絵本を描きはじめ、日本の絵本のオピニオンリーダーとして活躍した赤羽末吉。物語の世界を豊かに演出したその絵本は、今も世代を超えて読み継がれています。本展では、赤羽の画業の全貌と、創意工夫に満ちた絵本づくりを紹介します。


赤羽末吉『ほしになったりゅうのきば』より 1976年
赤羽末吉 『ほしになったりゅうのきば』より 1976年

7/14(水)~9/12(日)
ちひろ・51歳の挑戦

1970年、51歳のちひろは、パステルという新たな画材に挑戦します。絵本『となりにきたこ』などのパステルで描いた作品と、その後の水彩作品を展示し、パステルへの挑戦がちひろの画風にもたらした変化を探ります。


ピンクのワンピースを着た少女 1970年
ピンクのワンピースを着た少女 1970年
ちひろ美術館コレクション展 素材であそぶ

ちひろ美術館は、世界31カ国196人の画家約17100点の作品(2009年11月現在)を収蔵しています。個性豊かな世界各国の絵本画家たちの画材や技法に注目し、創作の秘密にせまります。


エンリケ・マルティネス・ブランコ(キューバ) ネコIII 1991年
エンリケ・マルティネス・ブランコ(キューバ)
ネコIII 1991年

9/15(水)~11/14(日)
出版記念展 ちひろ・秋のいろどり

夏が過ぎ、冬枯れの季節が訪れる前の短い時間、自然は春にも負けないほどの彩りにあふれた季節を用意しています。舞い散る木の葉、秋草、ぶどうや柿の実りなど、秋の情景を描いた作品の数々を紹介します。



木の葉の精 1973年
木の葉の精 1973年
〈企画展〉
2000年代の日本の絵本展 2000-2009

後援:日本児童図書出版協会、絵本学会、日本図書館協会、全国学校図書館協議会、こどもの本WAVE、社団法人日本国際児童図書評議会、練馬区教育委員会、松川村、長野県教育委員会


ちひろ美術館では、これまで、10年ごとに社会状況と絵本の動向を概観し、時代を映した絵本表現を紹介する展覧会を開催してきました。本展では、スズキコージ、酒井駒子をはじめ、2000年代を代表する約20冊の絵本の原画、約100点をご紹介します。


村上康成『なつのいけ』より 2002年
村上康成『なつのいけ』より 2002年
11/17(水)~1/30(日)
ちひろとちひろが愛した画家たち

ちひろの代表作や油彩、素描とあわせて、ちひろが愛した画家や、師事した画家たち

―初山滋、マリー・ローランサン、岡田三郎助、中谷泰、丸木位里・俊、ケーテ・コルヴィッツなど―

の作品を展示し、ちひろが独自の画風を確立するまでの影響や変遷を探ります。


チューリップのある少女像 1973年
チューリップのある少女像
1973年
ケーテ・コルヴィッツ(ドイツ) 犠牲 1922-23年
ケーテ・コルヴィッツ(ドイツ)
犠牲 1922-23年
初山滋 『にんぎょひめ』より 1967年
初山滋 『にんぎょひめ』より 1967年
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