(cache) 五輪選手の村主さんと一緒に 苫小牧でスケート教室:苫小牧民報社

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五輪選手の村主さんと一緒に 苫小牧でスケート教室

(2010年 7/28)

子どもたちとスケートを楽しむ村主さん

 2002年ソルトレーク、06年トリノ五輪に出場したフィギュアスケート女子の村主章枝さん(陽進堂)を招いた北海道ビル綜合管理主催のフィギュアスケート・サマーキャンプが27日、苫小牧市ときわスケートセンターで始まった。31日まで子どもたちと練習し、スケートの魅力を伝えていく。

 キャンプ初日は初心者教室。幼児から一般まで18人が参加し、村主さんと、妹のプロスケーター千香さんらがコーチを務め、氷の上で基本的なスケーティング技術などを指導した。

 子どもたちとスケートを楽しんだ村主さんは「やはり北海道はスケートが盛ん。とても上手に滑っているのでびっくりした」と話し、「この中からスケート界を担う子供たちが出てきてくれれば。オファーがあれば、どこにでも行きたい」とも。苫小牧についても「自然が多く、空気がきれい。苫小牧の名産と言われているホッキ貝を食べに行きたい」と好印象を抱いたよう。

 千香さんも「わたしたちも楽しくてスケートを続けてきた。それを子どもたちに肌で感じてもらえたら」と語り、「(子供たちは)転んでも、転んでも立ち上がる。本当に打たれ強い」と姉妹で口をそろえた。

 キャンプは、経験や技術を次世代に伝えたいという村主さんの意思から関係者を通じて実現。期間中、道内のスケートクラブに所属するジュニア選手らと共に氷上練習やダンスレッスンを予定している。