inndigo_andeのブログ

例えば。
とあるバーにて大声でオカマ話しをしている女性客がいた。
私はそれを迷惑だと思う。
私は周りの迷惑にならないように静かに酒を飲む。
勿論私も人と話す事もあるが、周りの迷惑にならないよう声はそれなりに抑える。

私にとっては、それが当たり前。
しかし恐らく彼女達から見れば、私こそが非常識な客に映るのだろう。
そして彼女達は大声でオカマ話しをする自分こそが正しいと信じていて、その声が大きければ大きい程に正しさは増すのだろう。

つまり私と彼女達とは180度価値観が違うのだ。
この事に限らず。
全てが逆さま。
何もかもが正反対。
私の正しさは彼女達の間違い。
彼女達の間違いは私の正しさ。
全ておいて。

本当に正しいものは何…？
私にはもう分からない。
分からなくなってしまったよ。

だけど。
もし私がそちら側に行く事が出来たなら周りの迷惑を省みず大きな大きな声を出すのだろう。
それが正しさだと信じて。

きっと私は一生そちら側には行けないな。
そんな正しさは持ち得ないから。

私は、私が馬鹿なことは充分理解している。
それでも譲れないのだから救いようがない。
馬鹿は死ななきゃ直らない。