2010年08月23日

届いているよ。ありがとう。

*From Cocco*


 「玻璃の花」

強くあろうとおもうと
弱い自分を責めてしまう。
その弱さを否定してしまう。

でも
どんな時も自分は自分。

「玻璃の花」の英訳には
「vulnerable」=壊れやすい、傷つきやすい、という
言葉を使った。

人は皆、繊細で壊れやすいものだから。

強い、弱い、ではなく
「壊れやすい」だけ。

だから
大事に。
自分を大事大事に。

一見穏やかに聞こえるけど
Cocco史上最も死に近い歌。

カウントダウンよりよっぽど激しいけど
極限だからこそ優しく歌いたい歌。

ここまで生きなければ
ここまで来なければ歌えなかった
ギリギリの歌。

多分
とてつもなく重い歌だ。

それを
正しく
受け入れられる人がいることを
願う。


夏フェスで
みんなの力をありがとう。

たくさんの力をもらったから
ひとりでもどこでも
どうやってでも
歌える勇気を手に入れた気がする。

行けなかった町に住む人たちにも
届くことを
願うよ。

みんなにもらった力を胸に
がんばるね。

ありがとう。


こっこより。









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私も同じだから。
大切な物を奪われて
滅茶苦茶に踏みつけられて
ボロボロにされて。

守ることなんてできなかった。
ただ、ボロボロになった大切なものを
泣きながら持って帰るだけだった。

でも
だから。
伝わるよ。
届いたよ。

踏み付けられて。
薙ぎ倒されて。

それでも
ここにいようと決めたから。

踏み付ける側にいけば楽なのかもしれない。
薙ぎ倒す側にいけば得なのかもしれない。
傷つける側なら傷つけられることもないのだろう。

それでも
私はここにいたいんだ。

今までがそうであったように
これからも「あちら側」の彼女たちは
酷い事をし続けるのだろうけど。

踏み付けられて行こう。
薙ぎ倒されて生きよう。

足を千切られてもここにいられるように。
腕を折られても大切なものを手放さないように。



大丈夫であるように


inndigo_ande at 09:55│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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