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長野県内ニュース

日本と朝鮮半島友好の踊り、松本で「渡来人まつり」 9月26日(日)

初日のフィナーレで一緒になって踊る出演者と来場者たち

 日本と朝鮮半島の人々の協調を目指し、食や文化を通じて交流する「第5回渡来人まつり」は25日、松本市浅間温泉で2日間の日程で始まった。韓国・済州島の人たちが、農村に伝わる仮面劇や打楽器を打ち鳴らして踊る「プンムルノリ」を披露。クライマックスでは、日韓の打楽器のリズムに合わせ、会場に集まった参加者が一緒に踊った。

 まつりは、県内の日本人、在日韓国・朝鮮人が加わる「信州渡来人倶楽部(くらぶ)」(中野和朗代表世話人)などでつくる実行委員会の主催。

 浅間温泉会館前の広場中央では、最初に、信大の「YOSAKOI祭りサークル和っしょい」がソーラン節や、御柱祭をモチーフにした自作の踊りを勢いよく踊った。

 済州島からは、大学生のころから仮面劇を学ぶ約20人の社会人サークルが、色とりどりの仮面と衣装で劇を披露。僧侶が禁を破って若い女性と結ばれるが、弟子に女性を奪われる物語などを、打楽器の演奏に合わせて面白おかしく演じた。会場には、紙のお面に絵の具で色を塗る仮面作りのコーナーも設けられた。

 全員による踊りに加わった信大人文学部2年の斉藤太誠(たいせい)さん(19)は「日韓のリズムは違っても、音楽に乗って騒げば楽しい。人は同じなんだなと思った」と息を弾ませて話していた。

 26日も同会館前で、コンサートなどが行われる。

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