(cache) 宮崎、半年ぶりに軽トラ市再開 130台集結、口蹄疫終息 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 宮崎、半年ぶりに軽トラ市再開 130台集結、口蹄疫終息

     口蹄疫終息を受け、すべての牛や豚が殺処分されるなど被害が大きかった宮崎県川南町で26日、名物の朝市「トロントロン軽トラ市」が半年ぶりに開かれた。商店街にずらりと並んだ約130台の軽トラックや軽ワゴン車の“店舗”は、地元産の野菜や日用品などを求める県内外の買い物客らでにぎわった。

     同町の農家川越美津江さん(47)はバジルやナスなど収穫したばかりの野菜を販売。「久しぶりでうれしい。口蹄疫で大変だったから、みんなに元気になってもらえれば」と笑顔を見せた。

     川南町商工会のアドバイスを受け、今年3月から軽トラ市を始めた愛知県新城市の1台も参加。高田孝典新城市商工会事務局長は「復活のお祝いと激励をしたくて駆けつけた」と話した。

     家族で買い物に来た同県西都市の主婦藪押麻美さん(29)は「ここでは新鮮な果物や野菜を買える。今日は伊勢エビが目当て」と声を弾ませた。

     軽トラ市は川南町商工会の呼び掛けで2006年から毎月第4日曜日に開かれていたが、口蹄疫の影響で4月からストップしていた。

      【共同通信】