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受領総額2500万円以上か コンタクト販売店に便宜、収賄容疑で厚労省課長補佐逮捕 大阪府警

産経新聞 9月26日(日)1時32分配信

 コンタクトレンズ販売店に併設された眼科診療所(コンタクト診療所)への指導・監督に便宜を図った見返りに、大阪市のコンタクト販売会社「シンワメディカル」側からわいろを受け取ったとして、大阪府警は25日、収賄容疑で厚生労働省国際年金課長補佐、住友克敏容疑者(50)=東京都府中市=を逮捕した。

 また、贈賄容疑で同社取締役の佃章則容疑者(55)=堺市中区=と、弟で取締役の政弘容疑者(47)=兵庫県西宮市=を逮捕した。府警によると、いずれも大筋で容疑を認めているという。

 住友容疑者は役員側からほぼ毎月、数十万円を口座に振り込ませており、これまでに受領した現金の総額は2500万円を超えるという。

 捜査関係者によると、住友容疑者は同省医療課特別監査官だった平成20年2月ごろ、シンワ社系列のコンタクト診療所について、地方社会保険事務局(当時)の指導監査の対象とならないよう助言し、見返りとして約150万円の現金を受け取った疑いが持たれている。

 コンタクト検査を集中的に行う診療所は、販売業者が医師を勧誘するなどして急増したが、コンタクト購入者に不要な検査を受けさせたり、眼疾患をでっち上げたりして診療報酬を過大請求する不正が各地で発覚。厚労省は19年ごろから監督を強化し、不正請求が疑われる診療所には、保険医療機関の指定取り消しを視野に、厳しい監査を実施する方針を取っていた。

 住友容疑者は昭和54年、当時の社会保険庁に入庁したノンキャリア組。一方、民間信用調査機関によると、シンワ社の企業グループは大阪や兵庫など約20カ所でコンタクト販売店をチェーン展開し、全体の直近の売上高は約40億円。

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最終更新:9月26日(日)1時32分

産経新聞

 

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