尖閣諸島問題、結論は前原外相と同じ
尖閣諸島の領有をめぐって中国台湾との間に外交問題が起こっています。日本が日本政府が日本領に編入したのは1895年1月14日の閣議決定によるものです。1895年といえば明治18年115年前です。中国、台湾が領有権を主張し始めたのは70年代からで、この頃海底に石油資源があることがわかってきました。
日本の領有は国際法的にも正当なもので堂々と国際的な主張を明らかにし、外交的に冷静に解決することがもとめられています。
日本共産党は72年にこの問題で見解を発表しています。本日付の赤旗派詳細に評論しています。一部マスコミが書いていいるような前原外務大臣が鷹派かどうかなどの問題ではありません。マスコミの報道の在り方も問われる問題です。
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コメント
何だか中国はおいしく見えたら強引になんでも我が物にしようとしていますね。尖閣はどう見ても日本領なのはわかり切っているのに、盗っ人猛々しいというのはまさにこのことだと思います。
日本政府がどう処理するか見物ですが、何分弱腰ですからね。それとこれとは話が違いますから毅然とかつ冷静な態度で処理してほしいです。
投稿: 博多 | 2010年9月21日 (火) 21時16分
博多さん コメントありがとうございました 正々堂堂と日本の主張を国際会議で主張することですね
投稿: z | 2010年9月21日 (火) 22時48分
朝日あたりは経済への影響をもって「中国の主張に配慮せよ」と言わんばかりの報道を垂れ流しています。
「百年培った欺瞞の技術」でもって、直接はそうは言わないところがリベラルのあざとさ。
共産党やそれに随伴する知識人は、リベラルの欺瞞をもっと撃つべきだと思います。
投稿: TAMO2 | 2010年9月22日 (水) 08時44分
TAMO2さん コメント有難うございます 私はこの問題に正面から日本はなぜ領有を正当と考えるかを堂々ということが大切で中国の主張に配慮するとか、その主張を罵倒するようなことでは問題の解決にも程遠くなると思います。まずは政府の国際機関での発言を見守りましょう。
投稿: z | 2010年9月22日 (水) 13時46分
冷静に、堂々と、ですね。ただ、中国スターリニズム・ショービニスト相手では絶対にそれでは永遠に平行線になるでしょうね。
持久戦にどちらが持ちこたえられるのか、という問題になります。
申し訳ないが、小生は共産主義の権力者ってのは、「全ては自分の言うことが正しい」と信じて疑わない、独善の塊と見ているので、「話し合いで筋道の通った解決」なんて、期待していません。
結局は、経済力を含めた<力>がモノを言うと思っています。
投稿: TAMO2 | 2010年9月25日 (土) 01時00分
TAMO2さんコメント有難うございます 人間経験の違いが知識に影響しますね。私はソ連共産党とも、中国共産党とも長い闘争をして誤りを認めさせた日本共産党の一員として道理のあることは必ず勝利すると考えています。尖閣問題では日本の領有が歴史的にも、国際法的にも何の非の打ちどころもない正論だということを国際的世論にすることが必要だと思います、
アメリカは安保条約の適用範囲とはいうもののこの問題に積極的に関与しようとしません。力の外交が成功するでしょうか。
投稿: z | 2010年9月25日 (土) 09時25分
ソ連が日本共産党に対して誤りを認めたのは、ソ連共産党が命脈を絶たれる直前であり、中国共産党が1998年頃に日本共産党と「覚書」を取り交わし、「謝罪」をしたのは、道理の力というよりは、当時日本の国会で議席を伸ばしつつあった貴党とのチャンネルを持ったほうが得策だと、中国の党が考えたからでしょう。いずれにせよ、貴党の「道理」ではなく、「力」による謝罪だと考えています。
ところで、長野で「フリー・チベット」を叫ぶ人権活動家に対して、中国当局に指揮されたと見られる中国人留学生の一団が暴力を行使する事件がありましたが(被害者にはアムネスティー・インターナショナルの支援者である小生の知人も含まれます)、赤旗で取り上げていないのを見て、「ああ、一国社会主義政党は、人権という国際的な問題についても、権力者である社会主義政党の主張を優先するのだなあ」と思いました。個人的には、コミンテルンの復活が必要だと思っています。レーニンが構想したように、トップは持ち回りの。
ちなみに、小生は台湾独立支持派であり、「一つの中国」を主張する貴党と中国共産党を信用していません。
z様のブログは面白くて勉強になるので覗いておりますが、正直なところ共産党は嫌いです。
投稿: TAMO2 | 2010年9月25日 (土) 22時32分
ちなみに、尖閣列島の問題については、以下の左派ブログの考えが一番原則的だと思いました。
http://tatakauarumi.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-f63d.html
日本共産党の言う「道理」も、所詮は「西欧列強の帝国主義によって作られた歴史的産物」ということは、右も左も押さえておくべき事実だと思います。
投稿: TAMO2 | 2010年9月25日 (土) 22時36分