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【芸能・社会】詩人立原道造の記念館が休館へ 「寂しい」と名残惜しむ声2010年9月25日 17時49分 昭和初期に純粋で鮮烈な詩を数多く残し結核のため24歳で夭逝した詩人立原道造(1914〜39年)。自筆の原稿用紙など資料を集めた記念館(東京文京区)が資金難のため26日の営業を最後に休館となり、ファンが名残を惜しんでいる。 97年に開館したが、赤字続きのまま昨年オーナーが死去。新たなスポンサーも見つからず、運営が行き詰まったという。 道造は、恋愛体験や花や鳥といったロマンチックなものを題材にしながら、孤独と悲哀にあふれた詩をつくった。記念館を10回ほど訪れたという千葉県市川市の会社員佐藤真由美さん(36)は「『夢みたものは ひとつの愛』といった、現実離れしたような詩を読むと青春時代を思い出す。直筆の文字や愛用の机を見られなくなるのは寂しい」と話す。 記念館の資料は1万5千点。長野県上田市で戦没画学生の遺作を展示する「無言館」や「信濃デッサン館」を運営する窪島誠一郎さんに預けられ、展示方法などを今後検討するという。 (共同)
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