札幌が首位奪還、街の魅力度　長崎も上位に

　民間シンクタンク「ブランド総合研究所」（東京）が発表した「最も魅力的な市区町村」の調査で、札幌市が１位となった。札幌市は２００８年まで３年連続トップだったが、０９年は函館市に１位の座を奪われ、２年ぶりに首位に返り咲いた。函館市は２位。３位は京都市、４位は横浜市だった。

　調査は今年が５回目。千の市区町村と４７都道府県を対象に、認知度や魅力度、観光意欲や居住意欲、イメージなど６３項目についてインターネットによるアンケートを実施。全国の２０〜６０代の男女約３万４千人から回答を得た。

　０９年の１３位だった長崎市はＮＨＫの大河ドラマ「龍馬伝」の効果か１０位になり、初のベストテン入り。東京スカイツリーが建設されている東京都墨田区も２０２位から１５８位に上がった。

　北海道は観光地で有名な小樽市や富良野市もベストテンにランクイン。北海道は都道府県別の調査でも首位で、ブランド力を見せつけた。