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地元に不安渦巻く　中国人船長処分保留で2010年9月25日 
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　尖閣漁船衝突事件で中国人船長が処分保留となったことについて、中山義隆石垣市長は２４日夜、那覇市内で会見し「日本の国内法で裁かずに釈放した。日本の主権を脅かすという不安が残り、経緯について検察当局から説明を受けたい」と当局の判断に疑問を呈した。その上で「今回の対応が前例となれば、市長として漁民の安全を守れるかどうか心配だ。今後は毅然（きぜん）とした態度で臨んでほしい」と強調した。
　八重山漁協の上原亀一組合長は「国内法にのっとって、粛々と対応した結果が釈放というのであれば、仕方がない」と語った。抗議決議などを可決した那覇市議会の金城徹議長は「あいまいに終わらせたら、今後、（中国船が尖閣に）大手を振ってやってこられる状況を作ってしまうのではないか」と懸念を示した。


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