AKB48の派生5人ユニット、渡り廊下走り隊のメンバー、多田愛佳(15)が、テレビ番組収録中に右手薬指を骨折するケガを負っていたことが24日、分かった。23日に収録されたテレビ東京系「週刊AKB」球技大会の収録でドッジボールを行った際、キャッチミス。都内の病院で診察を受けたところ、「右手第四中節骨骨折で全治1カ月」と診断された。
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「ちょっと張り切りすぎて!“ポキッ”と折れてしまいました!」‐。骨折のアクシデントにも、ファンの前では笑みを絶やすことはなかった。24日に東京・池袋で行われた新曲「ギュッ」の発売記念握手会。病院で精密検査を受けたため、後半からの途中参加となったが、多田は笑顔でファンと握手を繰り返した。
右手薬指を白い包帯で固定したため、ファンには左手を差し出した。「みなさんにはご迷惑とご心配をおかけしました。ゴメンナサイ」と謝罪しつつも、「とはいえ実は私、左ききなんです」と舌をペロリ。
収録では「本人が一生懸命にやりすぎてしまって、受け止めるときにボールが薬指一本に引っかかった感じになった」(事務所関係者)という。責任感の強さが災いした形だが、握手会も関係者の制止を振り切り、本人の強い意志で病院から会場に向かった。
もっともそんな周囲の心配もよそに「渡り廊下走り隊の1stアルバムに『骨折ロマンス』ていう曲がアルバムに入っているんですが、そのまんまになっちゃいました」と涼しい顔。最後まで“らぶたん”の愛称そのままに愛らしい笑顔を見せていた。
多田は6月の選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」では、22位でアンダーガールズ入り。21日に行われた「じゃんけん大会」では、2回戦で敗北していた。
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