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“浅草ペア”敗者復活辛勝で生き残った

 スパイクを決めガッツポーズする浅尾美和・草野歩ペア(右から)=広島・かるが浜海水浴場(撮影・田中太一)
 スパイクを決めガッツポーズする浅尾美和・草野歩ペア(右から)=広島・かるが浜海水浴場(撮影・田中太一)

 「ビーチバレー呉OP第2日」(24日、かるが浜海水浴場)

 最下位の危機を乗り越え“浅草ペア”が生き残った。女子の敗者復活1回戦で浅尾美和(24)、草野歩(25)組=エスワン=は、山田寿子(FOVA)幅口絵里香(フリー)組に大苦戦しながらも、2‐1で辛勝。浅尾組は25日の同2回戦で、前回「ふくいカップ」で優勝した田中姿子(エコ計画)溝江明香(産能大)組と対戦する。駒田順子(31)=ポイント、菅山かおる(31)=WINDS=組も敗者復活1回戦を2‐0で快勝した。

  ◇  ◇

 “浅草ペア”がヒヤヒヤの競り勝ちで優勝への夢をつないだ。

 過去2戦2勝でランキングでも格下の山田・幅口組の勢いにのまれかかった。第1セットを失い、第2セットでも2度もマッチポイントを握られた。しかし、草野のスパイクなどで逆転勝ち。「すごい久しぶりに勝った気がする。明日につながってよかった。またやり直すことができます」と、浅尾はホッとしていた。

 先週「ふくいカップ」では屈辱の9位。負けていれば、呉でも実質最下位となる7位タイ(参加8チーム)で終わるところだった。

 23日の1回戦敗戦後、すぐに2人で練習し、修正点を洗い出した。「試合になると私が狙われるので、サーブキャッチの対処などをしました」と浅尾は“謙虚”な本音をを口にした。課題はたくさんあるが、気持ちを切り替え、優勝を目指す。

(2010年9月26日)
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