オフのお祝いはアッコにおまかせ…偉業イチロー祝福

今年８月、イチローの応援のため、マリナーズの本拠地・セーフコ・フィールド（シアトル）に駆けつけた和田アキ子（共同）

　１０年連続２００安打の偉業を達成したマリナーズ・イチロー外野手（３６）に、芸能界からも祝福の声が相次いだ。今年８月、シアトルの自宅を訪れて激励した歌手・和田アキ子（６０）は「オフシーズンは私の家でごちそうします！」と約束。また、親交の深い俳優のピーター（５８）も「日本人として鼻が高い。絶対にやる男だと思っていた」と大興奮だった。

　「ホントに素晴らしい！　心からおめでとう！」。イチローの偉業達成を、友人のアッコが手放しで祝福した。

　３年前にテレビ番組で共演して以来、日頃から電話やメールで連絡を取り合う間柄。０８年、禁煙するきっかけの一つとなったのも、イチローの助言だった。アッコは「友達っていいながら、生の彼の仕事場を見ていないっていうのは、自分で嫌だった」と一念発起。今年８月、完全なプライベートで渡米し、２８日にシアトル・セーフコ・フィールドでイチローのプレーを生観戦。その試合でもイチローは２安打をマークした。「結局、最後は目標を達成するんだと思って安心して見てられますね」と、アッコは快挙を確信していたようだ。

　シアトルではイチローの自宅に招かれ、弓子夫人の手料理に舌鼓をうった。それだけに「親近感があって、いつもよりうれしい感じがします。あの時、ご自宅で一緒にちょっと飲んだから、それで調子を落として達成できなかったら、と心配してました」。アッコにとっては「ちょっと」の酒量でも、イチローにとってはかなりの量と想像できるだけに、冗談交じりで振り返った。

　お祝いと恩返しを兼ねて「オフシーズンは、私の家でごちそうしますよ。楽しみにし・て・て・ね」と約束。実はアッコの料理の腕は超一流。メジャー級の剛腕をふるって、もてなすことになりそうだ。