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◆プロボクシングWBA世界フライ級タイトルマッチ 王者・亀田大毅―挑戦者・坂田健史(25日・東京ビッグサイト) 坂田陣営が亀田家に先制パンチだ! 王者・亀田大毅と挑戦者・坂田健史が24日、都内で前日計量に臨み、ともにリミットの50・8キロで一発パス。ところがその後の調印式で、プロモーターの協栄ジム・金平桂一郎会長(44)が、クラブオーナーとプロモーターライセンスの無期限資格停止中の亀田ジム・五十嵐紀行前会長(35)が23日夜に都内でWBA幹部と接触した“隠密行動”を暴露。亀田側は「あいさつしただけ」と説明したが、因縁を持つ両者の駆け引きは激化を極めてきた。
決戦前日からキナ臭い空気がプンプンだ。調印式で主催者あいさつに立った坂田陣営の金平会長が唐突に切り出した。
金平会長「昨夜(23日)、五十嵐氏が都内ホテルでWBA立会人のアラン・キム氏(韓国)と接触した、とうちの藤山(玲任マネジャー)から報告を受けた。これは(亀田ジムの)吉井慎次会長の指示ですか?」
吉井会長「初耳です」
金平会長「これは問題提起。クリーンでフェアな試合をしたい」
その後、亀田ジムの嶋聡マネジャー(34)が経緯を説明。五十嵐氏は来日したメキシコ人トレーナーをチェックインさせるためホテルに同行した際、昨年10月の大毅対デンカオセーンの世界戦の立会人も務めたキム氏と遭遇。1分ほど会話をしたという。亀田側の言い分に金平会長はさらにかみついた。
金平会長「ライセンス停止中の人間が、そこにいてはいけないのではないでしょうか?」
五十嵐氏は3月の興毅の世界戦後の父・史郎氏の暴言問題でライセンス停止処分中。規則では陣営がルール確認などで事前に立会人に会うのは許されているが、ライセンス保持者に限られる。
五十嵐氏のあいさつ行為がルール違反か否かはかなり微妙な線だが、決戦前日に暴露攻撃で先に揺さぶりを仕掛けた金平会長は両選手そっちのけの場外戦にも自信に満ちた“どや顔”。一方、現場を目撃した藤山氏は打ち合わせのため立会人を待っていたとしている。
主役の大毅は17日から絶食状態で臨み、計量は50・8キロでパス。だが、金平発言で闘志に火がついた。
大毅「あそこで話すことちゃうやろ。試合に集中するだけや」
もう初防衛しか頭にない。
日本ボクシングコミッション・安河内剛事務局長「ライセンス停止中の者が立会人にルールなどの確認をすればNGだが、あいさつだけなら問題はない。ただ、金平さんの警鐘も理解できる」
◆坂田、ベルト取りに集中 陣営のヒートアップとは裏腹に、元王者は冷静そのもの。金平会長と亀田側の会見中のやり合いの間も顔色ひとつ変えず「もう一度、目の前のベルトを取りにいくだけ」と静かに闘志を燃やした。自身10度目の世界戦。これが最後の大勝負かと問われると「意識はしていないけど、(コンディションがいいのは)そういうのもある」と、負けたら引退の意向も示唆した。
◆ルール 1ラウンド(R)3回のダウンで自動的にKOとなるスリーノックダウン制。4Rまでの偶然のバッティングで続行不能になった場合は引き分け。5R以降は採点による。グラブはメキシコ製8オンス。
◆オフィシャル
▽レフェリー スタンリー・クリストドーロー(南アフリカ)
▽ジャッジ アルフレド・ポランコ(メキシコ)、ラーセン・オウムガー(オランダ)、柳完洙(韓国)
(2010年9月25日06時01分 スポーツ報知)
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