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◆プロボクシングWBA世界フライ級タイトルマッチ 亀田大毅(判定 3―0)坂田健史(25日・東京ビッグサイト) 王者・亀田大毅(21)=亀田=が挑戦者で元同級王者の坂田健史(30)=協栄=を3―0の判定で下し、初防衛に成功した。
両者ともに一歩も退かぬ見応えある打ち合い。坂田は3回に右目じりをカットし、流血しながらもよく前に出て、持ち前のスタミナと手数の多さ、しつこいボディー、アッパーでプレッシャーをかけた。しかし、大毅もよく応戦。有効打で上回り、手数でも坂田に見劣らなかった。終盤はやや坂田に疲れが見え、大毅が打ち合いでも上回った。ジャッジは4~8点差で大毅を支持し、3―0の判定勝ちを収めた。
坂田は08年12月に王座を失って以来の返り咲きに失敗した。
大毅の戦績は20戦18勝(11KO)2敗。坂田の戦績は44戦36勝(17KO)6敗2分け。
日本のジムに所属する男子の現役世界王者は4人のまま。
亀田大毅「防衛できてうれしい。相手は最後まで何回も歯向かってきてくれた。まだ自分のボクシングができていないので、帰ったらおやじに怒られると思う」
坂田健史「負けたんだなという感じ。一生懸命やったけど、結果がついてこなかった。チャンピオンになれず、応援してくれた方々には申し訳ない。今後についてはゆっくり考えたい」
亀田興毅・前WBC世界フライ級王者「大毅は作戦通りに闘った。きつい減量に耐えて、よくやった。結果を出して、課題も見つかった。これからもっと強くなれる」
金平桂一郎・協栄ジム会長「8ポイント差はない。しかし、しっかりと坂田が取ったラウンドもそんなになかった。勝ちでもおかしくないが、おかしい判定でもない」
大橋秀行・日本プロボクシング協会会長「大毅が成長していた。坂田をよく研究し、足を使ったりとうまかった。坂田は手打ちになり、連打の威力が出なかった」
原田政彦・日本プロボクシング協会名誉会長「大毅君には若さがあり、後半になってよく挽回した。坂田君は(相手の懐に)入っていって手数はあったんだけどね」
◆亀田 大毅(かめだ・だいき)06年2月プロデビュー。07年10月に世界ボクシング評議会(WBC)フライ級王者だった内藤大助(宮田)に判定負け。この試合の悪質な反則行為で1年間のライセンス停止処分を受ける。ことし2月に3度目の世界挑戦でデンカオセーン(タイ)を判定で破り、WBAフライ級王座を獲得した。左フックが強い右ボクサーファイター。戦績は20戦18勝(11KO)2敗。21歳。大阪市出身。
(2010年9月25日22時46分 スポーツ報知)
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