3回、亀田大毅(右の)右フックが坂田健史のボディをとらえる=東京ビッグサイト(撮影・棚橋慶太)
「デイリー後援・WBA世界フライ級タイトルマッチ」(25日、東京ビッグサイト東4ホール)
王者・亀田大毅(亀田)が、3-0の判定で同級5位で元王者の坂田健史(協栄)を下し、今年2月に獲得した王座の初防衛に成功した。
序盤から積極的に出てくる坂田に対し、大毅は左ジャブで距離を取りながら、左右フックを要所で打ち込みポイントを連取。両目上から流血した坂田の決死の反撃を許さず、試合を支配した。スコアは116対112、117対112、118対110。
坂田の王座返り咲きを阻んだ大毅は「結果的にはすごく満足しています。まだまだ自分のボクシングできていないけど、相手は強いチャンピオンだったし、またイチから出直します」と語った。亀田の通算戦績は20戦18勝(11KO)2敗。坂田は44戦36勝(17KO)6敗2分。
(2010年9月25日)
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