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サンプルデータベースを準備する
この後のページでは、このページで作成したデータベースを利用します。ただし、テーブル名や列名のスペル、データ型が異なる場合には、サンプルのプログラムが動作しなくなる可能性があるため、このページで改めて開発用のcustomer_actionデータベースを作成しておきます。なお、このサンプルデータベースには、開発時に利用できるサンプルデータも含まれています。
このパートでの操作および画面では、Visual Studioの環境として「Web開発設定」を使用しています。「全般的な開発設定」などのように、他の環境設定をしようしている場合に、操作方法や画面表示の一部で、以下のような違いがあります。
・メニューのコマンドやツールバーの表示内容
・ショートカットキーの割り当て
・ウィンドウなどの表示位置
・ダイアログボックスの表示内容上記以外にも、Web開発で使用する一部の機能が正常に動かない可能性があります。そのため、このパートの操作手順を実行する場合には、以下の手順でVisual Studioの設定を「Web開発設定」に変更してください。
1. メニューから[ツール]-[設定のインポートとエクスポート]を選択します。
2. 「設定のインポートとエクスポート」ウィザードで「選択された環境設定をインポート」を選んで「次へ」ボタンをクリックします。
3. 「現在の設定の保存」ページで、現在の設定を保存するか、上書きするかを選択して、「次へ」ボタンをクリックします。なお、設定を保存しておかなければ、元の環境に戻すことができなくなるため、必要であれば設定を保存しておきます。
4. 「インポートする設定コレクションの選択」で、インポートする設定コレクションとして「Web開発設定」を選択して、「次へ」ボタンをクリックします。
5.「インポートする設定の選択」のページでは、設定を変更せずに「完了」ボタンをクリックします。
6. インポートが完了したらウィザードの「閉じる」ボタンをクリックします。
このパートでは、Visual Studioの統合開発環境のウィンドウを、次の画面のように表示しています。
それぞれのウィンドウが表示されない場合は、次のように操作してください。
@ ツールボックス
メニューの[表示]-[ツールボックス]を選択します。ツールボックスのウィンドウを常に表示しておくには、このウィンドウの「自動的に隠す」ボタンをクリックします。
A ソリューションエクスプローラ
メニューの[表示]-[ソリューションエクスプローラ]を選択します。
B プロパティウィンドウ
メニューの[表示]-[プロパティウィンドウ]を選択します。このパートではプロパティを探しやすくするために、プロパティウィンドウ上部にある「アルファベット順」ボタンをクリックして、アルファベット順に並べた状態で表示させます。
C サーバーエクスプローラ(データベースエクスプローラ)
メニューの[表示]-[サーバーエクスプローラ]を選択します。
D 「出力」ウィンドウ
メニューの[表示]-[出力]を選択します。
E 「エラー一覧」ウィンドウ
メニューの[表示]-[エラー一覧]を選択します。
ここに掲載した画面は、デスクトップ領域を1284×1024ピクセルに設定しています。ご使用のコンピュータやソフトウェアのパッケージの種類、ディスプレイの解像度によっては、画面が異なる場合もあります。
SQL Server 2005 Express Editionを利用している場合、あるいは、既定のインスタンスにcustomer_actionを作成していない場合、このページ以降でのWebサイトのファイルを使用することができません。
これらの場合は、あらかじめ以下の作業によって、データベースとの接続を変更する必要があります。SQL Server 2005 Express Edition 以外のエディションをインストールして、既定のインスタンスにcustomer_actionデータベースを作成した場合には、接続を変更することができます。1. customer_actionデータベースを準備する。
2. サンプルデータベースをコピーする
3. ソリューションエクスプローラで「web.config」をダブルクリックして、<connnection Settings>タグの中のconnectionString属性で、「Data Source=」の後ろの「(local)」を、使用しているコンピュータ名(またはコンピュータ名¥インスタンス名)に変更します。
※ SQL Server Express Editionをインストールしている場合は、コンピュータ名¥SQLEXPRESSと入力します。
4. メニューの[ファイル]-[すべての保存]を選択して、Webサイト全体を保存します。
以下の手順でサンプルデータベースを作成します。
1. Management Studioでメニューから[ファイル]-[開く]-[ファイル]を選択します。
2. あらかじめ用意してあるサンプルデータベースのMakeDB.sqlを選択して、「開く」をクリックします。
3. SQLエディタに、サンプルデータベースを構築するためのSQLステートメントが表示されます。
※ 「データベースエンジンへの接続」ダイアログボックスが表示された場合は、「接続」をクリックして、SQL Server 2005に接続します。4. メニューから[クエリ]-[実行]を選択するか、「SQLエディタ」ツールバーの「実行」ボタンをクリックします。
5. データベースとテーブル、サンプルデータを作成したというメッセージが表示されます。
6. オブジェクトエクスプローラで「データベース」を選択して、メニューの[表示]-[最新の情報に更新]を選択します。
オブジェクトエクスプローラの「データベース」に「customer_action」データベースが追加されます。7. Management Studioの閉じるボタンをクリックして終了します。
以上で、次の頁以降で使用するサンプルデータベースが作成できました。
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