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データベースを設計する
Visual Basic 2008

■ データベースを設計する

システム機能の定義が完了したところで、データベースの設計に進みます。実際の設計段階では、それぞれの画面や機能の検討と並行して、データベースの定義や見直しを行なうことが一般的な手順になります。
データベースの設計は、データベース全体の定義と個々のテーブルの定義に分けられます。ここでは、データベース全体を定義するために、実体関連図を作成します。

■ 実体関連図の作成

実体関連図とは、データベースに含まれる主要なテーブルを配置して、関連するテーブル間を結合線で結びつけるものです。実体関連図にはさまざまな表記法があり、どの方法を利用してもかまいませんが、少なくとも個々のテーブルの存在とそれらの関連付けだけは明確にしておかなければなりません。
顧客対応管理システムで利用するデータベースでは、顧客情報テーブル(tbl_customer)、営業報告履歴テーブル(tbl_action)、スタッフマスタテーブル(tbl_staff)、会社マスタテーブル(tbl_company)の4つのテーブルを使用します。これらのテーブルの関連を図示すると、以下のようになります。

顧客対応管理システムの実体関連図

この実体関連図では、それぞれの四角形が1つのテーブルを表しています。また、それぞれの四角形を結んだ直線はテー部うr巻に関連があることを表しており、線の両端についている「1」と「n」の文字は、それぞれのテーブル間の関連の種類を示しています。たとえば、1人の顧客には複数の営業報告データを登録できるようにするため、顧客情報テーブルと営業報告履歴テーブルは「一対多」の関連になります。それを示すために、顧客情報テーブルに「1」、営業報告履歴テーブルに「n」の文字を記述しています(「n」は「多」を表します)。
顧客情報テーブルに登録される営業担当者は、1人のスタッフが複数の顧客を担当することもあるため、多対一の関連を持ちます。

参照:「2. データベースとSQLの基礎」「4 主キーと外部キー

■ テーブル一覧の作成

実体関連図で示したように、顧客対応管理システムで利用するデータベースには、顧客情報テーブル(tbl_customer)、営業報告履歴テーブル(tbl_action)、スタッフマスターテーブル(tbl_staff)、会社マスターテーブル(tbl_company)の4つのテーブルがあります。
基本設計時には、できる限り各テーブルの項目定義まで決定して置くようにします。ここでは、列名、データ型、サイズ、主キー、必須入力、用途/メモを記載したテーブル一覧を作成しています。
なお、システムの開発を開始してからも、入力すべき項目が太くしていたり、基本設計時には想定していなかった機能を装備しなければならなかったりといった理由で、テーブルの設計を変更しなければならないことも少なくありませんが、その際にはこのテーブル一覧を同時に修正しておくことをお勧めします。このテーブル一覧は、後日システムの修正が発生した際に、非常に役立つ資料の1つになります。

顧客対応管理システムで使用するデータベースのテーブル一覧

■ データベースリレーショナル図

実体関連図とテーブル一覧を合わせたものが、オブジェクトリレーショナル図(エンティティ関係図)です。

顧客対応システムで使用するリレーショナル図

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