【NQNニューヨーク=海老原真弓】24日のニューヨーク金先物相場は3日続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は前日比1.8ドル高の1トロイオンス1298.1ドルで終えた。一時1301.6ドルまで上昇し、22日に付けた中心限月としての最高値を更新した。
ドイツの企業景況感が改善したことなどから、欧州景気に対する過度の懸念が和らぎ、外国為替市場でドルが対ユーロで一時約5カ月ぶりの安値を付けた。ドルの代替資産としての位置付けがあり、ドルと反対の値動きをしやすい金に買いが入った。
米連邦準備理事会(FRB)が、追加の金融緩和を実施するとの観測も引き続き金の買い材料となっている。市場の余剰資金が金相場に流入するとの思惑が、相場を押し上げている。
金相場は14日に3カ月ぶりに最高値を更新。14日以降、9営業日のうち7日で最高値を更新するなど上昇基調が強まっている。
銀は3日続伸、プラチナは3営業日ぶりに反落した。
COMEX、FRB、ニューヨーク商品取引所
日経平均(円) | 9,471.67 | -94.65 | 24日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 10,860.26 | +197.84 | 24日 16:30 |
英FTSE100 | 5,598.48 | +51.40 | 24日 16:35 |
ドル/円 | 84.20 - .22 | -0.50円高 | 25日 5:48 |
ユーロ/円 | 113.61 - .66 | +0.86円安 | 25日 5:48 |
長期金利(%) | 0.995 | -0.030 | 24日 16:41 |
NY原油(ドル) | 76.49 | +1.31 | 24日 終値 |
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