かっこいいなって。
今月末である方が退職されます。
役職者の方なのですが、入社してまだ1年経っていません。
役職者が辞するって滅多なことがない限り、ないと思うんです。
各店長たちにその方が退職の旨を伝え挨拶しました。
で、その方は会議室を出て、会議再開…と思いきや、
あるひとりの店長が取締役の方々に言ったのです。
「本社の人間はしょっちゅう辞めてませんか?何か問題があるから、そんなに次々と退職しているんじゃないですか?」と。
キター!って思ってしまいました。
誰もが言えなかったことをズバッ!と言ってくださいました。
だって、実際そうだもの。どんどん辞めてるもの。でも言えないもの。
店長の発言に取締役の方々は困った顔…
「事情があって」とか「縁がなく」とかしか答えられない。
「確かに我々の不手際で退職させてしまった方はいますが、
能力不足により辞めていただいた方もいます」
と、意味不明なフォロー。
「そんなに簡単に辞めさせるくらいなら、店舗にまわしてくださいよ」
と、店長。
「いや、営業と事務職じゃ違うでしょ」
と、返す上司。ちなみにこの上司は営業経験がありません。
そこで店長が食いつきます。
「○○課長も、いっかい店舗に行って営業に行ったら分かるでしょ!?」と。
うわうわキター!!
凄い。なんだか店長がかっこよくたくましく見えました。
こういう人は人間的に好きです。いいですね。
残念ながら、この店長の意見は流されてしまったのですが。。。
取締役の方々は口を揃えて言います。「こんなヤツもいる」と。
違います、違うでしょう?
管理能力が欠如しているから、こういった意見が上がってくるのでしょう?
大事な意見であって、改善するべきでしょう。
いらないヤツは辞めろ。それは大企業であれば日常茶飯事なのかもしれない。
でもここは中小企業。ひとりひとりの人材を大切にしていくべきじゃないの?
会社(取締役)の方に対して、こんな憤りを抱くのは初めて。
ストレスで胃に穴が開きそうです。。