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中国人船長釈放:前原外相「決定、了としたい」

前原誠司外務相=2010年9月撮影
前原誠司外務相=2010年9月撮影

 【ニューヨーク山科武司】中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突事件で逮捕・送検されていた中国人船長が釈放されたことについて、前原誠司外相は24日、「政府機関である検察が総合的に判断したこと。政府の一員として決定を了としたい」と述べた。国連総会出席中の米ニューヨークで、記者団に語った。

 その上で前原外相は「東シナ海に領土問題はない。我々の領海内で同じような事案が起きたら同様の対応を粛々と行う」と、日本の姿勢に変化はないことを強調した。

 中国外務省が謝罪と賠償を求める声明を発表したことに対しては「コメントは控えたい」。今後の中国への対応についても「官邸と最終判断を相談していかなくてはいけない」とだけ述べた。ニューヨーク滞在中、中国側との接触はなかったという。

毎日新聞 2010年9月25日 12時06分(最終更新 9月25日 12時15分)

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