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保釈は五分五分?「逃亡の恐れあり」否定的見解も

 【押尾被告が保釈請求】東京地検元公安部長の若狭勝弁護士は「保釈が認められる可能性はフィフティー・フィフティー」と分析。

 1審で証人の証言が終わっており証拠隠滅のおそれが薄れていることを根拠に挙げ「検察側が控訴するなら強く反対するかもしれないが、1審判決を覆すのは難しく控訴の可能性は低いため、とことん反対することはないのでは」とした。保釈金額は「1000万円がおおむね妥当」とし、「前回(昨年の麻薬取締法違反事件)の保釈金(400万円)と比較すると今回は罪名が違うし、実刑判決が下っているため逃亡の可能性が高まっている」と指摘した。

 別の法曹関係者は「保釈は認められない」との見解。鈴木宗男衆院議員(当時)は03年、東京地裁での公判中に保釈されたが、「政治家は逃亡のおそれが低い。押尾被告は個人事業主ともいえる芸能人。現在無職であることを考えても逃亡のおそれがある」とした。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年09月25日 ]

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