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漁船衝突時の詳細判明 意図的な可能性も
沖縄・尖閣諸島沖で中国漁船と日本の巡視船が衝突した事件で、捜査関係者への取材により、中国漁船が日本の巡視船に衝突した際の詳しい状況が明らかになった。
捜査関係者によると、尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船が中国漁船を発見し、200メートル離れた場所で旋回したところ、突然、漁船が左後方から接近し、衝突した。その後、中国漁船が別の巡視船と40メートル離れて並走していたが、140メートル航行したところで急に漁船が左折し、巡視船の右側に衝突したという。
こうした衝突の状況は、海上保安庁が撮影したビデオに記録されている。この状況からは、中国漁船が意図的に衝突した可能性がうかがえる。
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