Rムショ生活7 その瞬間、時が止まったように見えた。周りのものも何が怒ったのか把握できないらしかった。
そりゃそうだろ 入ったばかりの新入りが 4年間務めている奴のほほを 殴るなんて 前代未聞だし、 ましてや 俺は 顔は大人しい。作業拒否して でていくならまだしも 殴ったのだから。 Kは ほほを抑え、赤い血が たらりと 口より流れ落ちた。ただの ぉかま野郎だった。 次の瞬間、おまえ新入りのくせに 何しとんねん? 新入りのくせに生意気だといっせいに怒号が飛び 周りの奴らに 壁ごしにおしつけられた。工場の近くにいた30名以上を敵に回したようだった。 俺は 新入りとか関係ないやろ。でかい面すんなや こらっ と怒鳴りチラシてやった。すると 勢いよく 正担が 飛びだしてきた。 体重は ゆうに90キロはある 両耳が ぎょうざ、 柔道ダコに なった男だ。 こらっ おまえら 下がっとけ 何やっとんじゃ と 怒り狂う懲役達を掻き分けて ぉやじは 俺の首根っこを掴み、引きずるように食堂からだそうとしたが。仲間をやられて怒る懲役が われ先に と 向かってくる。 それを制する親父と 俺も 来るんやったらこいや 上等やろ ぼけっ と 怒鳴りまくる。 親父に肩をおされ しゃがみこんだ俺。その間に 特警が 20人ぐらい われ先にと 飛びこんで 廊下に俺は 連れさられていく。 初の懲罰。
^2010/04/24 22:50
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