親朴連帯前議員の母親、減刑に続き今月末に仮釈放へ

 親朴連帯(朴槿恵〈パク・クンヘ〉元ハンナラ党代表を支持する同党離党組が結成した政党)=現・未来希望連帯=の梁貞礼(ヤン・ジョンレ)前議員の母親で、2008年の国会議員総選挙当時、公認をめぐる違法献金事件で起訴され収監中のキム・スンエ被告が、先月15日の光復節(日本の植民地支配からの解放を記念する日)に合わせて行われた特別赦免の対象として減刑されたのに続き、今月30日に仮釈放されることが分かった。

 キム被告は08年の総選挙の際、娘の梁前議員を比例代表名簿の1位に登載するよう求め、親朴連帯に対し、特別党費などの名目で17億ウォン(現在のレートで約1億2400万円)を渡したとして起訴され、昨年5月、大法院(日本の最高裁判所に相当)で懲役1年の判決が確定、収監された。ところが、収監されてからわずか100日後の同年8月、病気を理由に刑の執行を停止され、8カ月後の今年4月に再び収監された。法務部の関係者は、「キム被告が今月末で、短縮された刑期の90%を満たすことを考慮し、仮釈放の対象に含めた」と説明した。

 一方、キム被告と共に減刑の対象となった親朴連帯の徐清源(ソ・チョンウォン)元代表と金魯植(キム・ノシク)前議員は、まだ刑期の半分にも達していないため、今回の仮釈放の対象からは除外された。

柳井(リュ・ジョン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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