付け人に囲まれながら記者の質問に答える白鵬(右)
「大相撲秋場所12日目」(23日、両国国技館)
放駒理事長(元大関魁傑)は23日、横綱白鵬の付け人を務める幕下龍皇(宮城野)が11日目の幕内取組中に、禁止されている東西の支度部屋の行き来をした件で「誤解を受ける行為。決め事を破ったのはいけない」として、龍皇と師匠の宮城野親方(元十両金親)、部屋付きの熊ケ谷親方(元幕内竹葉山)を厳重注意したことを明かした。
龍皇は幕内猛虎浪と食事に行く予定で、その連絡のために阿覧がいた反対側の支度部屋に出向いたという。阿覧の付け人との会話、談笑については否定した。
龍皇は「横綱にも言われたし失敗したなと思った」と対戦相手の支度部屋に行ったことを反省。阿覧については「だれが付け人かも分からない」とした。白鵬は「(会話について)間違い報道です」と不快感を示した。
(2010年9月23日)