報道の使命考えよう　新聞博物館が開館１０年企画

　「日本新聞博物館」と「放送ライブラリー」の入る横浜情報文化センター（横浜市）が１０月１２日に開館１０年を迎えるのを記念し、報道の使命や在り方を考えるイベントを１０月９、１０両日に開く。

　９日は「新聞・テレビ報道を考える―水俣病報道を通じて」と題したシンポジウムを開催。熊本放送制作のドキュメンタリー番組「記者たちの水俣病」を上映後、現場で取材にあたった熊本日日新聞の論説委員長らが報道を検証する。

　１０日はトークショー「ニュースの裏側―取材記者が見たビッグニュース」。小惑星探査機はやぶさの帰還や、サッカーのワールドカップ南アフリカ大会を取材した記者が苦労話などを語る。

　両日とも定員２００人で入場無料。申し込みは往復はがきに希望イベント名と氏名、住所などを記入し、横浜市中区日本大通１１、放送ライブラリーまで。３０日必着。同ライブラリーのホームページ（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｂｐｃｊ．ｏｒ．ｊｐ／）でも受け付ける。