米大リーグ、ブルージェイズ戦の5回、10年連続200安打となる中前打を放つマリナーズのイチロー=23日、カナダ・トロントのロジャーズ・センター(共同)
米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は23日、トロントでのブルージェイズ戦に「1番・右翼」で出場し、5打数2安打で自らの記録を更新する10年連続200安打を達成した。
快挙を達成したイチローの力量を評価する声は米球界でも多い。
通算555本塁打のM・ラミレス(ホワイトソックス)は「米国で野球人生をスタートさせていたら、どれほど多くの記録が破られたのか想像がつかない」と指摘。パワー全盛だった時代に割って入った活躍ぶりを「技術とクオリティーを武器に貢献している」と言う。
マリナーズと同じ西地区のエンゼルスを率いるソーシア監督は、かつての主砲ゲレロ(レンジャーズ)を引き合いに「どんな球にでも対応できる技術がある。配球を読む知性にも富んだ打者だ」と表現している。(アナハイム共同)
(2010年9月24日)