１回、吉見が不調とみてマウンドに出向き、声をかける落合監督（中）

　＜阪神６−１中日＞虎の息の根を止めることはできなかった。勝てばマジック２が点灯した阪神との直接対決第３戦は、投打に完敗。まだまだ圧倒的優位とはいえ、残り試合数の関係で自力優勝が消滅した。

　「勝てる要素なし。負けるべくして負けた」

　ナゴヤドームでは１２戦ぶりの敗戦に、落合監督はそれ以上、試合について語らず。ただ、大一番で主砲を欠いたのが痛かった。ブランコが前日の試合でヘッドスライディングをした際に右手中指を負傷。大事を取って出場を見送られた。代役として「５番・一塁」でフル出場したのは小池だったが、４回１死一、二塁で三邪飛に倒れるなど、３打数無安打で起用に応えられなかった。

試合結果

[ 2010年9月24日付 ]