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興毅も驚いた…石井、ミノワマン戦へ“秘策”あり
応援に訪れた元ボクシング世界王者の亀田興毅(左)から激励を受ける
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DREAM16(25日、名古屋市・日本ガイシホール)でミノワマン(34=フリー)と対戦する北京五輪柔道100キロ超級金メダリストでプロ格闘家の石井慧(23=アイダッシュ)は23日、都内のジムで練習を公開。強烈なパンチで、激励に訪れた元WBC世界フライ級王者の亀田興毅(23=亀田ジム)を驚かせた。ミノワマン戦では興毅の父・史郎氏(45)直伝のノーモーションパンチに加え、新たな秘密兵器も用意し、国内復帰戦での白星を狙う。
【対戦カード】
鋭く重たいパンチが爆発音のような音を立ててトレーナーの持つミットをはじいた。石井のあまりに豪快なパンチに、激励に訪れていた興毅も思わず感嘆の声をあげた。約5分間の公開練習。ミット打ちのみだったが、同い年の元世界王者を驚かすにはそれで十分だった。
約5カ月ぶりに石井と再会した興毅は「(昨年の)年末の試合よりもパンチのフォームが良くなっている。ボクシングをしっかりと練習しているな」と昨年大みそかの吉田戦よりもはるかに進化している石井の打撃を高評価。「あんなパンチが当たったらえぐいよ。あごが強くても失神するな。オレなんか食らったら泡吹いて死んじゃうよ。楽しみや」と必殺パンチに太鼓判を押した。そして、最後は「しっかりと仕上がっているし、大毅と2人勝ってもらいたいわ」と同日に坂田健史とWBA世界フライ級タイトル戦を行う弟・大毅とのダブル勝利を願っていた。石井は「(高評価されて)うれしい。試合に向けてスパーリングを多めにしてきたし、練習したことを出せるようにしたい」とさらに自信を深めた様子だった。
もちろん、ミノワマン対策も万全だ。興毅の父・史郎氏直伝のノーモーションパンチに加え、すでに打撃の秘密兵器も用意。石井の関係者は「今は何も言えませんが、秘密兵器はあります。当日のお楽しみです」と明言を避けたが、ノーモーションパンチに匹敵する破壊力を秘めたパンチだという。屈辱の敗戦から9カ月で飛躍的に進化した石井が、25日の国内復帰戦でミノワマンを粉砕する。
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