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【ヒューマン】田中裕二、再婚した〜い (2/2ページ)

2010.9.25 05:03
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特集 : お笑い
【ヒューマン】田中裕二、再婚した〜い
「現場の空気を素直に感じながら撮影してます」と自然体で臨んでいる“俳優”田中裕二=神奈川県内【フォト】

 残暑が厳しい神奈川県内の廃校。田中はネクタイに毛糸のベストという衣装で、汗だくになりながら撮影に臨んでいた。

 「秋から冬のドラマだからこんな格好なんですよ」。ボヤきながらも、気持ちよさそうな笑顔で汗をふいた。

 同作は恋愛に興味のない高校生(佐藤健=21)が、見た目は女子だが、実はロボットの転校生Q10(AKB48・前田敦子=19)と騒動を巻き起こしながら恋に落ちていく学園ドラマ。田中は2人の担任教師役で、「独身でさえない、モテないという設定なので自分にピッタリ。だから等身大で、役作りもせずにやってます」と笑った。

 爆問では太田光(45)の自由奔放なボケに絶妙のタイミングでつっこみ、観客や視聴者の爆笑を生み出す田中。昨年は「MR.BRAIN」や映画「感染列島」、今年は5月のフジテレビ系実写版ドラマ「サザエさん」などに出演し、演技もすっかり板についてきた。

 「俳優に転身するとか思っていないですよ」と照れくさそうに頭をかいたが、「結局コントも漫才も台本があるし、お客さんに笑ってもらうためには演技力が必要で、芸人も役者なんです」と解説。「漫才やコントで太田に『型にはまった演技をするな』と注意されているので、今回は芝居に見えないような芝居をしたい」とどん欲だ。

 私生活では昨年10月、一般女性(35)と約9年の夫婦生活にピリオドを打った。1人暮らしの現在は「彼女もいないので、家ではテレビをつけて、猫の世話をして、メシを食って寝るだけ」と告白。「毎日仕事をしているので、寂しくないよ」と強調したが、「洗濯物をパンパンとたたいて干すときに寂しさを感じるかな…」とポツリ。

 再婚については「そりゃ、一生独身でいたいとは思いませんよ」と即答。2000年の睾丸摘出手術にも触れ、「左のキ×タマがないのはハンデかもしれないけど、いい人がいれば…」とギャグを交えて訴えた。

 今回のドラマで田中は、高校に居候する大学教授を演じる薬師丸ひろ子(46)と恋に落ちる設定。薬師丸について「同世代で中学、高校の時は『セーラー服と機関銃』や『翔んだカップル』で、日本一のトップアイドルでしたから」と初共演に興奮気味。

 記者が「(薬師丸を)食事に誘ったら?」と水を向けると、「誘ったらって…なかなか誘えませんよ。オレが薬師丸さんを狙っているとか、書かないでくださいよ」。恥ずかしそうに慌てる姿が、今回の役柄にバッチリはまっていた。

★不器用さが決め手

 日本テレビ制作サイドは田中の起用理由について「不器用だけど、優しそうな雰囲気が今回の役柄に合っていると考えた」と説明。「器用な人間では表現できない戸惑いなどを、リアルで味のある演技でみせてくれるはず」と期待を寄せる。

 同作品では主演の佐藤とヒロインの前田の成長と恋愛が中心に描かれるが、「田中さんと薬師丸さんには愛なのか友情なのか分からない、40代の大人の恋愛模様を演じてほしい」と注文をつけた。



この記事のフォト

「現場の空気を素直に感じながら撮影してます」と自然体で臨んでいる“俳優”田中裕二=神奈川県内
「現場の空気を素直に感じながら撮影してます」と自然体で臨んでいる“俳優”田中裕二=神奈川県内

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