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奔放で芯の通った女性像を 映画「恋愛戯曲」の深田恭子

2010年9月24日

写真:深田恭子=郭允撮影拡大深田恭子=郭允撮影

 劇作家の鴻上尚史が、自身の舞台の映画版「恋愛戯曲 私と恋におちてください。」のメガホンをとった。主演の深田恭子は「奔放で自由だが、芯が通っている女性像を心がけた」と言う。

 深田が演じるのは、脚本家の谷山真由美。恋愛ドラマの脚本が、締め切りを過ぎても書けない。危機を救うため、テレビ局ドラマ部の向井(椎名桔平)が谷山のもとへ遣わされる。だが、谷山から「私と恋に落ちて。恋をしないと書けない脚本家なの」と迫られる……。

 深田は谷山と、谷山の脚本に登場する脚本家志望の主婦、その主婦が書く脚本に出てくる派手な作家の3役。「3人とも、自分の気持ちに素直に恋をしている。頭で考えるのでなく、現場に入って衣装を着て、その場で演じてみて……という感じだった」。

 鴻上監督からは谷山を「チャーミングに演じてくれ」と言われた。だが、「強い谷山を心がけた。人気脚本家として仕事にプライドをもち、仕事に正解はないし手も抜けない。スランプに陥ることもある。そうした大変な作業に向き合う姿を演じたかった」。

 ドラマや映画の出演を重ねている。「普通っぽい役や、その時々の自分にとってリアルな等身大の役が一番難しい。自分自身も精いっぱいになって、一歩引いて見ることができない。それは永遠に続くのかな」と語った。(松田史朗)

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