2010年9月24日
【ニューヨーク=山川一基】米レンタルビデオチェーン最大手のブロックバスターが23日、ニューヨークの連邦破産裁判所に米連邦破産法11条の適用を申請し、経営破綻(はたん)したと発表した。負債総額は約10億ドル(約840億円)。インターネット経由の配信に押され、業績が悪化していた。
同社は1985年に設立。ビデオデッキの普及とともに成長し、2004年には南北米や欧州などに計9千店舗以上を展開していた。しかし最近は、定額を払えばネット配信かDVDの郵送で映画などを見放題という無店舗型の米ネットフリックスや、米アップルの動画配信サービスなどが台頭。ブロックバスターは店舗の維持費が負担になっていた。現在の店舗数は世界で約5600店。
債権者と前もって債務削減などで折り合う事前調整型の法的整理で、債務を約10分の1に圧縮し、事業を継続して再建を図る。
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