2010-03-18 (木)
■ <福岡切断遺体>顔見知り関与か…争いの跡なく口論の声

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100318-00000026-mai-soci
福岡市西区の能古島で同市博多区の会社員、諸賀礼子さん(32)の遺体の一部が見つかった事件で、諸賀さん宅に争った跡がない半面、近所の人が口論の声を聞いていることから、顔見知りによる犯行の疑いがあることが捜査関係者への取材で分かった。県警は、帰宅後に連れ出された可能性もあるとみて交友関係などを調べている。
捜査関係者によると、室内に血痕はなく、目立った争いの跡はなかった。財布の入ったバッグが残っており、盗みの可能性は低いという。6日に参加予定だった勤務先の会社のゴルフコンペを楽しみにしていたといい、失踪(しっそう)するような理由は見当たらないという。不明となる数日前に近所の人が諸賀さん宅付近で、男女が言い争うのを聞いたとの情報もある。
室内に血痕なし=切断遺体の女性会社員宅-福岡県警
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100318-00000074-jij-soci
福岡市西区の能古島北東部の海岸で、同市博多区の会社員諸賀礼子さん(32)の下半身の一部が見つかった事件で、自宅アパートの室内からは血痕などが検出されなかったことが18日、捜査関係者への取材で分かった。諸賀さんは退社後にいったん帰宅したとみられることから、福岡県警博多署捜査本部は、部屋以外の場所で殺害され、切断された疑いが強いとみて調べている。
捜査本部や勤務先の会社によると、諸賀さんは1人暮らしで、5日午後7時の退社後、社内ゴルフのために同僚がアパートに迎えにきた6日午前5時までの間に事件に巻き込まれたとみられる。
捜査関係者らによると、アパート2階の自室には、諸賀さんの財布や仕事用の携帯電話が部屋に残されていた。部屋の窓ガラスが割れていたが、争った形跡はなく、血痕なども検出されなかった。私用の携帯電話は見つかっていない。
能古島・女性遺体 顔見知りの犯行か 福岡県警調べ 所持品ほぼ室内に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100318-00000024-nnp-l40
福岡市西区の能古島で会社員諸賀礼子さん(32)の遺体の一部が見つかった事件で、諸賀さんが私用の携帯電話以外、ほぼ何も持たない状態で行方不明になっていたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。福岡県警は、諸賀さんが自宅に招き入れたり、急に近くに呼び出されたりするなど顔見知りによる犯行との見方を強め、周辺捜査を進めている。
捜査関係者や勤務先の医薬品卸会社によると、諸賀さんは勤務先を出た5日午後7時から、ゴルフのため同僚が自宅を訪ねた翌6日午前5時までの間に行方不明になった。通勤に使っていたマイカーは自宅マンション駐車場にあり、車の鍵も自室にあったことから、いったん帰宅した後、行方が分からなくなったとみられる。
県警が室内を調べたところ、諸賀さんが普段、持ち歩いている仕事用の携帯電話やバッグ、現金数万円入りの財布、キャッシュカードなどは自宅に残されたままだった。見当たらないのは私用の携帯電話や自宅の鍵程度で、県警は、諸賀さんが買い物や食事などで外出しているときに、トラブルに巻き込まれた可能性は低いとみている。
県警によると、割れていた諸賀さん宅のベランダの窓ガラスは、破片などから室内側から割られていたことが分かっている。自宅はオートロックのマンション2階で、面識のない人間が室内に押し入った可能性も低いとみられている。
近くの住民によると、諸賀さんが行方不明になる直前の3日と4日の未明、諸賀さんのマンションから男女が言い争う声がしたといい、県警は事件との関連を調べている。
自宅アパートを検証=女性会社員遺棄事件-福岡県警
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100318-00000235-jij-soci
福岡市西区の能古島の海岸で、会社員諸賀礼子さん(32)の遺体の一部が見つかった事件で、福岡県警博多署捜査本部は18日、死体遺棄などの容疑で、同市博多区の自宅アパートを現場検証した。失跡後に県警が行った実況見分では事件性をうかがわせるものは見つかっておらず、捜査本部は諸賀さんの足取り解明を急いでいる。
捜査本部などによると、諸賀さんは職場を出た5日午後7時から、同僚が自宅アパートを訪れた6日午前5時までの間に事件に巻き込まれたとみられる。
捜査関係者によると、諸賀さんが通勤に使った車が残されていたほか、室内には諸賀さんのかばんや財布、仕事用の携帯電話があった。激しく争った形跡や血痕などは見つかっておらず、車内にも異常はなかった。
能古島女性遺体 交友関係トラブルか 財布残され預金手付かず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100318-00000008-nnp-l40
福岡市西区の能古島で会社員諸賀(もろが)礼子さん(32)の遺体が見つかった事件で、諸賀さんが今月6日に行方不明になった後も、諸賀さんの口座から現金などは引き出されていないことが17日、捜査関係者の話で分かった。自宅には現金数万円が入った財布なども残されており、県警は強盗や窃盗など物取り目的の犯行ではなく、交友関係などのトラブルから事件に巻き込まれた可能性が高いとみて調べている。
捜査関係者によると、県警が諸賀さんの金融機関の口座を調べたところ、行方不明後も100万円以上ある預金から現金が引き出された形跡はなかったという。
諸賀さんの同市博多区堅粕5丁目の自宅には、財布が残され、現金のほかにカード類も盗まれていなかった。自宅全体も荒らされた様子はなかったという。
また、自宅からなくなっていた諸賀さんの私用の携帯電話は、行方不明後、ずっと不通状態が続いているという。県警が通話履歴を調べたところ、普段からあまり利用しておらず、行方不明になる直前も不審な着信などはなかった。メールは、会社関係者とゴルフについてやりとりしている程度で、これまでのところ文面から悩みやトラブルがあった様子などは確認できていないという。
諸賀さんの遺体は、15日午後、能古島の砂浜で見つかった。胴体部分のみで、死後に鋭利な刃物で手足などが切断されたとみられる。諸賀さんは5日夜に会社を出たのを最後に行方が分からなくなり、7日朝に会社関係者が博多署に届け出た。