[ロンドン 22日 ロイター] 1912年に起きた英豪華客船タイタニック号の沈没事故は、基本的な操舵ミスが原因だったと、航海士の孫が明らかにした。
タイタニック号の2等航海士だったチャールズ・ライトーラーさんの孫、ルイーズ・パッテンさんは、ライトーラーさんが海運会社の倒産を恐れ、調査でもミスを隠したと説明している。
パッテンさんは、英デーリー・テレグラフに対し「ミスがなければ、氷山への衝突を避けることは簡単だった。氷山が近くにあるのを見てパニックに陥った操舵手が、間違った方向に舵を切った」と語った。