尖閣事件の船長を処分保留で釈放へ 那覇地検

2010年9月24日 14時57分この記事をつぶやくこのエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録
(11分前に更新)

 尖閣諸島の日本の領海内で第11管区海上保安本部所属の巡視船と中国のトロール船が接触した事件で、那覇地検は24日、公務執行妨害で逮捕・送検され、拘置中の中国漁船船長、〓其雄容疑者(41)について、処分保留で釈放することを決定したと発表した。釈放の具体的日時は未定。

 那覇地検で緊急会見を開いた鈴木亨次席検事は、〓容疑者が操船していた漁船を巡視船に故意に衝突させたことは明白であると説明した上で、「引き続き容疑者の身柄を拘置したままの捜査を継続した場合、日本国民への影響や今後の日中関係を考慮すると、これ以上容疑者の身柄の拘束を継続して捜査を続けることは相当でないと判断した」と述べた。

 また、〓容疑者が容疑を否認していることを明らかにした。

※(注=〓は「厂」の上に「ク」、中に「八」「言」)

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