ドールショウスタッフマニュアル09/10/30

ドールショウ26(09/11/1)での申し送り 31日10:30
天候は晴れのち雨。
帰りの雨具もお忘れ無く。

3階と5階でチケット無し入場があります。
詳細は当日確認のこと。

インフルエンザ対策
開場前から13時までは原則全員着用のこと。
13時以降は任意です。 
スタッフ用に準備がありますが個人でもお持ち下さい。
各階に手洗い除菌ミストを用意しています。

iPhoneなどに注意!
最近、携帯電話、スマートフォン、iPodなどで動画撮影が可能になっています。
会場内風景などを撮影しようとした場合は、即時「無許可撮影」として注意し
画像を消去させて下さい。

ツイッターなどの情報発信サービスについて

利用は休憩時間中にお願いします。
守秘義務があります。内部情報などは書き込まないようにして下さい。
休憩時間中以外に書き込んだ場合は前後10分間を不労時間として
扱います。
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■ドールショウ用語確認
【ディーラー】ドールショウ会場で販売展示を行う個人団体企業の総称。
 いわゆる同人イベントの「サークル」に該当する用語。
 小規模販売者として扱い、サークルとは呼びません。
【一般来場者】いわゆる一般客ですが、必要に応じてイベントルール・マナーの遵守を求めます。

■ドールイベントとは
 ドールイベントが同人誌即売会(コミケ)、模型即売会(WF)と違う点は
 来場されるディーラー、一般来場者すべてが「それぞれの人形が好き」という価値観を持っていることです。
 人形への思い入れ度合いは人それぞれです。こちらから無理に合わせる必要はありませんが、
 尊重の意識は常に持って下さい。
 人形であっても持ち主の方にとっては、人間同様の場合があります。
 持っている人形に関しては決してこちらから触れないことを徹底して下さい。

ドールショウの特徴
・手作りのため取り扱いアイテム数が少ない。(ゆえに開場時過激な行動に走りやすい)
・終日、高額のアイテムが取引される。(数万円クラスの物が多い)
・女性または高齢のの出展者が多い。
・年齢層が児童から高齢者まで、幅広い。

       万引き等の犯罪に狙われやすいことも考えられます。
       終始緊張感を持って一日対応して下さい。

■【対人ポリシー】
 ドールイベントはディーラーが主体であり、来場者はそれを目的に来られます。
 役者と観客、芸術家と鑑賞者の関係に近いと考えて下さい。
 演劇、美術館にはそれぞれのマナーとルールがあります。
 スタッフはマナー・ルールを徹底させて、会期時間中に気持ちよく、
 それぞれの価値観を交換させることを、主たる目的とします。

 マナー・ルールの尊重を厳しく言うイベントはドールショウのみです。
 結果的に「人形ファンはマナーが良い」という高評価を得ていますので、
 すべてのドールイベントの最先端にいることを自覚して下さい。
○企業主催でない強みとして、「お客様のご無理ごもっとも」とはせずに、
  マナー・ルール違反にはしっかりと対応しましょう。
○有志主催の強みとして、ファンがどうすれば楽しく過ごせるかを考えましょう。
 この2点を明確にすることで、「ドールショウ」というイベントが成立します。

スタッフとして意識すること
□【スタッフとして動いているか?/自分の持ち場に注意し、
   他人の持ち場であっても足りない場合は積極的に補う】
□【提示したルールは守られているか?】
□【イベントが気持ちよく進行しているか、それには何が必要か?】

【対人対応に関して】
○ディーラー、一般参加者を尊重する意識を常に忘れずに。
・ルールを守らない方は、まずイベントを初めての方と思い丁寧に接し教えて下さい。
・いかなる事態、どのような相手でも丁寧な対応と言葉遣いを心がけましょう。
・横柄な態度や、命令口調はNGです。
○こちらで提示したルールの遵守に対しては毅然とした態度で臨みます。
「前はこうだった」と言われた場合は「恐縮ですが、毎回規約は変わりますので、
 今回からよろしくお願い致します」で対応します。
・迷惑行為を働く人間(盗撮者、展示品を粗末に扱う、破壊する)には、
 付け入る隙を与えるような、感情的な発言がないよう充分に注意して下さい。
・著しい場合は、個人では処理せずに第三者に応援を求めます。

・会場から出ようとする人間に対して、移動制限のアナウンス。
 お手洗いや急用での外出等に関しても制限の対象。
 ただしディーラー証やパンフレットを預かる形で外出証を発給する
 例外規定を用意しているので、どうしてもと言う場合にはこれを使用。
・移動制限解除後、机を出入り口を作る形に配置。
・入場が一段落した時点で売上金の内、高額紙幣及びまとまった金額は松浦に手渡す。(要移動金額の確認)

【開場時間中】
 小学生以下は無料。自己申告で疑わしい場合は証明できる物をお願いする。
 身体障害者手帳をお持ちの方とその介護者一名までは入場料金半額。
 不携帯の場合は原則お断り。ただし視認できる限りで、間違いないと判断できる場合は
 所有している物として扱っても良い。

 折りを見て会場内を見回り。
 周囲ディーラーに迷惑になるような展示、床まで垂れ下がっているようなテーブルクロス、
(2センチ以上確実に浮いていることが目安)通路にはみ出した商品配置などを発見した場合は改善を要請。

【待機時、休憩時の注意】
・各スタッフは開催時間中、受付でディーラー及び一般来場者の対応にあたる。
 着席して待機している時であっても、 自分がドールショウの代表として
 見られていると言う意識を忘れずに。
・仮眠などを取りたい場合、著しく疲れている場合は、搬入エレベーターホールを一時的
 なスタッフ避難所として利用してもかまいません。
 この場合名目はスタッフ外が、出入りしないように監視する役目となります。

・落とし物の届け出を承った場合は、3階に案内してください。ただし忙しそうな場合は
○落とし物であること、○発見場所○発見時間○拾った物を明記して、
 手すきのスタッフが3階に運んで下さい。
・ディーラーのミスにより商品に入れ忘れが生じた場合等の全館放送の要請は、
 ディーラー本人に本部迄赴いてもらい自身で申請して頂きます。

・1200頃から交代で休憩。出来る限り一時に複数名が休憩に行かない様に、例えば休憩開始を30分ずつずらす等
 手薄な状況を生じない様に努める。
・休憩中はスタッフ証を外してください。
・休憩時に他の階で気がついたことがあれば、スタッフ証を付けた上で注意してください

【会期中チェックポイント】
・展示物もチェック対象です。
・版権物の販売、性的描写など、展示内容が疑わしい場合は松浦まで連絡を取る。
・ディーラーと一般客が通路を広く占有する形で話し込んでいたり、
 展示品の撮影に人だかりを作っているような状 況に対して改善を要求する。(常に発生)
 赤床の避難通路上、消化避難施設の前、人通りの多い一般移動ルート上に注意する。
・空きスペースにたむろする場合は、
 「お休みいただける場所が無くて恐縮ですが、休憩スペースではありませんので移動をお願い致します」
 公的な休憩スペースはM3階の有料休憩室、ロビーで人形を置いて占有する場合は、
「本日はドールショウ以外の方も利用されていますのでご遠慮下さい」で解散させる。
・二階は撮影台の周囲を荷物等で占拠しているなどを注意(著しい場合)

【受付内にいるときの注意】
 現金の厳重管理、整理整頓、スタッフのドリンクなどは乱雑になりやすいので特に注意。

【当日のタイムスケジュール】

 メインスタッフは0700に会場前に集合。
 開扉後は0800までは2階に集合
・ディーラーパスに階数スタンプを行う。

0900までに 変更事項、アルバイトの配置や時間毎の業務の再確認。

1.パンフレットの部数確認とディーラー向けパンフレットの用意。
  またパンフレットなどの販売に必要な釣銭の用意と金額の確認。
2.ディーラー受付開始。
  チケットへの記入を要請する事、ディーラーへの挨拶を徹底する。
 ・ダブルブッキングが発生した場合は代表松浦に即時連絡。
  外周を事故対応用に空けていますので必ず対応
  できます。「恐れ入りますが、責任者が対応しますので」と言って、お待ちいただいて下さい。
  松浦不在の場合は、各階の担当者の判断で外周に誘導しても可(要事後連絡)
 ・ディーラーチケットへの記名確認と、配置の確認作業は徹底する。
3.設営スタッフによる場内設営が終了次第、机の位置を再確認(床板12枚)、

 通路及びディーラースペースの幅が設定通りになる様に確認の上調整。
 イスの配布漏れが無いかもチェック。並行して端の机の側面に位置表示を貼っていく。
 特に避難通路、避難器具、消火器具の周辺は必ず空けておくこと。
4.出入り口をディーラー受付態勢で設営。
5.宅配便は搬入エレベーター側で対応。 日本通運(JPエクスプレス〉は「宅配便」です。
 「宅急便」はヤマト運輸の商標なので「タッキュービン」とは呼ばないこと。
 公式搬入は、JPエクスプレスの一括搬入のみ。
 それ以外で送った場合は3階受付に送られます。日本通運に混ざって置いてあることもあります。
 各階に無く、問い合わせのある場合は「恐れ入りますが、3階本部の方で問い合わせて下さい」

1000
・各階スタッフの内一名ずつが会場を見回り。周囲ディーラーに迷惑になるような展示、床まで垂れ下がっている
 ようなテーブルクロス、通路にはみ出した商品配置などを発見した場合は改善を要請。「恐れ入りますが ○○で
 すので修正お願い致します」
 (これらは早急な要請の場合は気持ちよく受けて貰えますが、後になると「何故早く言わない」と不満を持たれます)

・二階は有料撮影台の為のチケットの準備と確認。
・出入り口に立ち受付をサポートするスタッフは、開場20分前頃からフロア間移動を行うディーラーに対して
 会場封鎖まで残り時間が少ない事をアナウンスする。

・開場10分前頃に受付担当アルバイトはパンフレット販売準備に移行、ディーラー受付は各階受付内に移動。
 会場から出ようとするディーラーは止めて、入ろうとするディーラーはディーラー証を確認、当該階のディーラー
 でない場合には入場を拒否、自己スペースへ戻る様に促す。
・先行入場開始。走らない様にとの声掛けを徹底。出来るだけ多くの人数による声掛けが望ましい。
 入場の際はパンフレットの表紙を明示する様に要請します。

1045-各階封鎖終了
 無線機は警備のみ それ以外の急を要さない内容はすべて受付電話を使用のこと。
 ディーラーは自ブースから出られません。フラフラしている場合はディーラー名を聴き
 メモかパンフに印をして下さい。(確認をしている意思表示)
○一般入場者がディーラー列に並ぶはOK ×ディーラーがブース出て並ぶはNG

 声かけ「ディーラーの方は11時までブースを出ないで下さい」

1100
・開場。ディーラーが移動を開始します。走らない様にとの声掛けを継続して徹底。
・パンフレット販売。
 入り口寄りのアルバイトは丁度の支払いのお客様のみに対応、
 高額紙幣のお客様は奥側のアルバイトと入場通路内に立つスタッフで対応。
 待たせずにスムーズな入場を心がける。

1400 次回参加申込書送付の受付をこの頃迄に準備しておく。
・宅配便受付伝票の準備と箱の販売の為の釣銭の準備と確認。
 元払い荷物は3時以降三階奥側でのみ受付なので、質問があった場合にはその様に回答。

1500 入場フリーの時点を持って売上金とパンフレット残数を確認する。
   撤収するディーラーへの挨拶を徹底。
   誰とも言葉を交わさずに帰る方もいます、スタッフだけは声をかけてあげましょう。

1600  閉会
・飲食ゴミを受け付ける。分別とペットボトルを潰す事の徹底。甘い圧縮は再要請
・圧縮用の段ボール(下に敷くため)を準備する。
・各自は最初に自分の荷物を移動しやすい様にまとめる、17時までに各階撤収に備える。

 ・各階の全参加ディーラーの撤収を確認後受付を閉鎖。 本部の指示を待たなくても良い
 時間外料金が掛かるために、速やかに行うこと。

・入場パンフレット及びチラシの残りをまとめて、
 ディーラーチケット、次回参加申込書用封筒共々三階に搬送。
・売り上げ及びパンフレット残数の報告書、釣銭準備金を含む売上金を代表松浦に手渡す。
 ・レポートに記録 領収書に記名捺印、謝礼を受け取る。(要印鑑)

1800 反省会
・次回の改善に向けての重要なポイントです。
 イベントは不特性多数が来られますので、毎回中身が変わっています。
 新しいトラブルには特に注意が必要。 よく聞かれたことにも注意。
 トラブルレポート、不満点は改善案と共に提案してください。
・スタッフ全員が疲れています、不満があるとつい強い口調になるので注意。
「○○は何もしていない」等は代表松浦に直接良い、当人及び全体のいる場では
絶対に口外しないこと。(ドールショウで依頼した外部スタッフも存在します)

無線機の運用について
 A 移動の多い警備担当者に集中配備
 B 各階受付に配置
 ・各階への受付呼び出しは原則内線電話を利用する。無線機は移動者、緊急のみ
  ○○が無い、○○が欲しいなどの業務連絡は内線で。
 ・各階の呼び出しは、聞こえない、対応中である可能性もあります。
 ・無線で各階を呼び出すのは緊急時や開場時間中のみ
  呼び出して埒があかない場合は、すぐに内線等確実な方法に切り替えて下さい。
 ・各階受付の無線機は、担当者がいない場合は受付内の誰が取っても良い。
1050
 各階受付の無線機は、呼び出しに備えオープンにする
 各階の入場状況の問い合わせがあります。

各階封鎖解除以降は
 各階無線は内側を向けて、一般来場者に内容を聞かれないようにする。