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【芸能・社会】

水谷&徳重38年ぶり“共演” テレ朝系「相棒」新シリーズで!!

2010年9月23日 紙面から

笑顔で「相棒」新シリーズをアピールする(左から)徳重聡、水谷豊、及川光博=東京・東大泉の東映撮影所で

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 水谷豊(58)&及川光博(40)のコンビによるテレビ朝日系人気ドラマ「相棒」のシーズン9(10月20日スタート、水曜午後9時)の初回に徳重聡(32)がゲスト出演することが22日、発表された。

 1972年、故石原裕次郎さんのドラマ代表作「太陽にほえろ!」の第1話で犯人を演じたのが水谷。38年の時を経て、“21世紀の石原裕次郎”徳重が10周年を迎えた水谷の代表作の新シリーズの幕開けを飾る。徳重が水谷、及川と共演したのは初めて。

 徳重が演じるのは、元SAT隊員・上遠野(かどの)隆彦で、訳あって部下を殺した過去を持つ。今年、舞台「飛龍伝」出演で遂げた進化なのか、水谷が「徳重君に甘い切なさを感じた」と語る上遠野と杉下右京(水谷)との対峙(たいじ)シーンは注目だ。

 熱望していた同ドラマへの出演で、撮り終えた時、徳重はうっすら涙を浮かべていたという。初めて挑んだ殺人シーンに「芝居とはいえ複雑な気持ちでした」というが、徳重は「芝居をすべて受け止めてもらい、やりたいようにやらせてもらった」と相棒コンビに感謝する。

 初共演した徳重について及川は「存在感に圧倒された。目がいい」と好印象。水谷も「いい役者になる要素がある。チャンスがあれば、またご一緒したいと思わせてくれる方」とたたえた。

 一方、同ドラマ出演2シーズン目になる及川は「のびのび楽しく演じてます」と相棒ワールドになじんできた様子。また、単発ドラマとしてのスタート(2000年6月)から「相棒」10周年に、「5年は続くと思っていましたが、10年は…」と驚き顔の水谷。今後について「神様からの“ゴッドストップ”がかかるまでは続けたい」と意欲を見せていた。

◆やっぱり鉄の結束

 刑事ドラマでのコンビといえば、徳重が所属する石原プロの渡哲也(68)&舘ひろし(60)も有名。水谷も77年に刑事ドラマ「大都会PARTII」で、渡に“逮捕”されている。

 徳重は、報道陣から「捕まるなら、どちらのコンビに?」と問われ、「お2人(水谷&及川)に」と相棒コンビに敬意。「では、部下になるなら?」との突っ込みには、「(渡、舘を)裏切れないですから」と石原軍団の鉄の結束を強調した。

 

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