September 24, 2010

シンガポール→バンコク

以前にも書いたが、シンガポールはもともと、あまり好きな町ではないのだが、
親孝行のための旅行なので、今回含めてみた。

実を言うと亡くなった妹が、生前母に「ママ、将来きっと旅行が好きになるわ。
シンガポールなんかママの趣味にあうと思うわ」と言っていたそうで、
以前母からそのことを聞いていた私の頭に焼き付いていた。

シンガポールは今回4度目。
初めて行ったのは1985年に「新日と全日に分かれたブロディ&ハンセンが
オーストラリアで合体」という取材をするためにトランジットでオーバーナイトした時。

その時の仕掛け人はウォーリー山口で、彼の考えはどこの社も欲しいネタだから
他社に売れば商売になるというもの。彼がマネージメント料を取り、
各社の承諾を得てGOサインとなった。

もろに敵対同士のゴングと週プロの両方に同じ人間が撮った写真がでるなど、
当時はありえない風潮だったが、両編集部の承諾を取ったのがW山口だった。

結局、週プロ、ゴング、ビッグレスラーの週刊三誌と週刊ファイトのすべてに載り、
ゴングとビッグは表紙。更に東スポにも大きく出た。

で、ウォーリーが私のために手配した航空券がシンガポール航空(エコノミー)で、
成田からシンガポールに行き、夜中にシンガポール到着。
翌朝シンガポールからシドニーに向かうというもの。
ホテルはニューオータニだったが、完全なトランジットでその時は何も見ていない。

二度目は全日空ホテル、三度目はリッツカールトンに泊まったが、
その両方ともの目的が金無垢のロレックスの時計を買うためで
軽い観光もした感じだった。
二度目はシンガポール航空ビジネスクラス、
三度目の時は私が業界最高と思うシンガポール航空のファーストクラスで行き、
その時担当だったフライトアテンダントとリッツカールトンで食事をした。
「コーヒー? ティー? or ミー?」は初めて聞いた台詞だった

で、今回はシェラトン。夜中に着いて昼12時20分の飛行機でバンコクに向かうという
スケジュールだったので、マーライオンパークにしか行けなかったが、
今回初めて地下鉄に乗って「トレイン・イズ・カミング」と3回リピートした
歌声アナウンスメントが強烈なインパクトとして残った。

同時に朝のシンガポールの美しさ。シンガポールの美しさが初めて私の心に
ポジティブな感覚をあたえた。これまで一度もそんな事を考えたことが
なかったが、シンガポールも悪くないなと思った。

妹の言葉が私のシンガポールに対する感覚を変えたのかもしれないと思う。

そしてタイ航空でシンガポールからバンコクへ。
シンガポールは天気予報は毎日雨なので心配したが曇ってはいたものの
雨はなし。バンコクに関しては「雷雨」のはずがまったく雨が降らず。
たったいまホテルの窓から稲光が見えてはきたが。


jimmysuzukiusa at 04:11│Comments(0)この記事をクリップ!

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