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米国でコカイン所持による有罪判決を受けた直後の21日に来日し、成田空港で入国審査が続いていた米タレント、パリス・ヒルトン(29)が22日午後、入国希望を取り下げチャーター機で米へ帰国した。宿泊費1万円程度のホテルにお泊まりし、報道陣から逃げるように裏口から空港へ。今後も入国は厳しいにもかかわらず、最後は「戻ってくるのが楽しみ」とのんきなコメントを残し“お騒がせセレブ”の本領を発揮した。
結局、何をしに日本に来たのか―。“お騒がせセレブ”の代名詞に恥じない?意味不明の来日劇だった。
21日に来日したパリスだが、コカイン所持の有罪判決のため、東京入国管理局が長時間にわたり入国の可否を審査。聴取は深夜に及んだため、いったん中断し、成田空港の敷地内にある「成田エアポートレストハウス」に宿泊した。
「―レストハウス」は、シングルルームの基本料金が1万395円、最も高いラグジュアリーツインルームでも4万1580円。空港敷地内唯一のホテルとあって、パリスのように入国を足止めされた外国人専用の部屋があるという。ホテル関係者は部屋の詳細は明かさなかったが、設備は「一般の部屋と大差ない」。近くには「ヒルトン成田」もあるが、セレブ扱いとはいかなかったようだ。
パリスはこの日午前10時35分、正面で待ちかまえていた約15人の報道陣を避けるように、裏口から再び空港へ。この日も審査が続いたが、東京入管成田空港支局によるとヒルトンが自ら入国希望を取り下げたため、可否については判断しないまま入国審査は打ち切られた。
午後3時半頃、出発ゲートに姿を現したパリスは、サングラスに黒い帽子、Tシャツ姿。入管法では薬物事件で有罪判決を受けた外国人は入国を拒否できるため、今後しばらく、来日は極めて困難な状況。それを知ってか知らずか、笑みを浮かべ「日本にまた戻ってくるのが楽しみ」と、何とものんきなコメント。24時間の“滞在”を「とても疲れたわ」と振り返り、チャーター機で米へ出発した。マレーシア・クアラルンプールへの渡航を希望していたが、入国できない可能性を考慮して帰国を決めたという。
米ネバダ州ラスベガスの裁判所で20日(日本時間21日)にコカイン所持で禁固1年、執行猶予1年、罰金2000ドル(約17万円)の有罪判決を受けたパリス。日本に向かったのはその直後だが、本人、スタッフの誰もが入国拒否を夢にも思わなかったのか―。まあ、お騒がせのイメージを更に定着させることには成功したようだ。
(2010年9月23日06時03分 スポーツ報知)
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