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真夏日は71日目 04年超え史上最も暑い夏に

 日本列島は22日、一時的に勢力を強めた太平洋高気圧に覆われて太平洋側を中心に気温が上昇、各地で30度を超える真夏日を記録した。東京都心(大手町)の最高気温は平年より7・3度高い32・7度で、今年の真夏日は71日目に。“スーパー猛暑”と呼ばれ観測史上最多記録だった04年の70日を抜き、最も暑い夏となった。

 秋分の日を前に、再び夏が戻ったように気温がぐんぐん上昇した日本列島。気象庁によると、太平洋高気圧が一時的に勢力を強め、特に東日本と西日本の太平洋側を中心に晴れ間が広がり、気温が上昇した。また、都市部では人工排熱の増加、ヒートアイランド現象などが気温上昇の一因となったとみられる。

 22日に全国で最高気温を記録したのは千葉県の茂原で36・7度。静岡で36・3度のほか、山梨県の大月で36・1度、神奈川県の小田原と群馬県の館林で35・8度、大分県の杵築や埼玉県の熊谷は35・6度と、各地で真夏並みとなった。全国の観測点921地点のうち20地点で35度以上の猛暑日を記録した。

 “スーパー猛暑超え”を裏付けるように、日本フランチャイズチェーン協会が22日発表した主要コンビニエンスストア10社の8月の既存店売上高は6768億円と前年同月比で1・0%増加。清涼飲料やアイスクリームのほか、冷やし中華やそうめんなどの販売が好調だったため、2カ月連続で前年実績を上回った。

 節約志向で平均客単価は1・9%減の565円と21カ月連続で前年を下回ったものの、来店客数は2・9%増。涼しさを求めて立ち寄る客の多さが、売り上げを押し上げた。

 これに対して日本チェーンストア協会が発表した8月の全国スーパー売上高は、既存店ベースで1・1%減少。コンビニとスーパーでは明暗を分けた。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年09月23日 ]

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