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2010-09-23

よく考えたらひどいなぁ。

↓の本文。

田原 いきなりお伺いしたいんですが、この世界に入ったのはどういうきっかけだったんですか?

いきなりっつーかむしろただの常套句だよなぁ。

じゃあれか?なんかワンクッション必要か?「今までの経験人数は?」とか「何カップですか?」とか。

言うてる間に横からブリーフいっちょの男優(肩口に半端な刺青がある)でもくんのか?

でもって

津田くんも津田くんである。そういう時は

「竹下通りでスカウトされて」

「姉が内緒で応募して」

のどっちかじゃん。

で、

「中山美穂さんみたいな女優になりたいです」

「森高千里さんみたいな歌手になりたいです」

で〆る。コンテンツを見てきたと言い張る人間ならそうこないと。

ん?今更ながらなの?リンク元にあった。

  • たしかに、youtubeと比べるならニコニコ動画であるべきなのだわ
  • youtubeと比較するのならニコニコ動画であって,winnyと比較するのならnapsterだよね.
  • youtubeとwinnyをそうやって並べるのは無理がなくないか。
  • ミソもクソも一緒。第2弾のテーマには「napster を潰したアメリカと、ニコニコ動画(またはコミケ)を育てた日本」をお勧めする。

うーん、いや大丈夫なんじゃない?もう津田くん本人はこん時に何言ったか忘れちゃってるだろうし。

そんぐらいじゃないとメディアジャーナリストなんつーのはやってらんないんじゃないすか?

常にそんときそんときの思いつきだけ。整合性がなくても「おれは専門家だから」で済むし。何が済んでんのかよくわかりませんけど。

だいたいアレっすよ?インターベッチョに書いてあることっすよ?

別に正しくなくても全然平気じゃん?どこにも通用しねぇんだから。

見てみ?「ニッポン大改革」だって。やれるもんならやってみぃちゅー話ですよ。

なんでプレイじゃねぇんだよ。

なんでプレイじゃねぇんだよ。

あんだろそういうパブがよ。

昔まだ若くて体力あったころ、土方や大工が使う資材を現場に搬入する日雇い労働ってのを派遣でやってたんだけど。

全部運び込んだらその時点で帰っていいという拘束時間の余裕が魅力で。1時間半で帰って開店ギリギリからパチスロみたいな暮らしをしてましたが。

現場でひとりのどにマイクみたいなのを押し当ててロボットボイスでしゃべって指示出してる親方がいて。

尋ねてないけど、たぶんガンとかで声帯とか舌とかを切除したのかなぁと。

要はアレがないとしゃべれないってことになる。

それって、SPYSEEとかいうサービスを利用しないと業界の交流会でしゃべれないってのと同じなわけじゃん。

…じゃあやっぱ、障碍者と扱いは同じ。

社会が支えていかないとね、自立支援法的に。

で、次に言うのも判りきっちゃってるでしょ?

佐々木俊尚が"プロの2ちゃんねらー"として、経済産業省なんとかタスクフォースみたいなのに紛れこんでネット活用のあれこれを指南したり。

孫正義は総務省に光の道構想ってやつを売り込んだり。

MIAUも総務省へパブリックコメントを寄せ。

津田大介は文化庁のなんとか小委員会の専門委員を務めたり。

…ところが全部違ってたと。

何がって窓口が。

全部厚生労働省に持っていって福祉問題として扱わなきゃなんなかったと。

だってあんた、相手は障碍者や後期高齢者と同じポジションなんですから。

社会的弱者を公共でどのように支えていくか?が論点ですよ。

あのほら

佐々木くんが「元年だから、クラウド。もうクラウドしかない。クラウドを入れないとは言わせない。」みたいなのやってたじゃん?

あれって要するに方向性は「事業所の規模に応じて最低何%障碍者を雇用してどうのこうの」ってのと同じ、福祉の問題なんですよ。決してビジネスではない。

ほら、厚生労働省の管轄でしょ。

あるいは障碍者が授産施設に通って焼いたパンを買うか買わないか的な。

これも「雇用する企業としない企業」みたいな分け方になるわけです、佐々木君はそういう論じ方をしてた。

実際

"エンジニアあるいはベッチョキチガイは障碍者や後期高齢者と同じポジション"というのを最前面に出していけば、国も重い腰上げますよ。

だってそっから"倫理"で問わなきゃならなくなるから。

"ネットの慣習やルール"よりも、"社会倫理"を前面に打ち出していったほうが訴えかけるものが大きくなるじゃん。

「被害者の立場が重要視される」ってぇのはそういうことなんだし、法ってやっぱり倫理に裏づけされてるもんじゃん。

障碍者を雇わなきゃってのは義務付けられたことだけど、その義務付け以前は雇わないなら雇わないでも企業としてどうということは実際なかったし、応募に来ても「障害者はいらない」といわれることも多々あったわけじゃん?

ただ「それじゃあんまりだ」となったわけですよ。

それ倫理じゃん。「雇わなくてもどうとでもなってきた」という慣習を打ち崩した。

結論。

"情報化社会"や"ネット社会"は"高齢化社会"とポジションが同じ。

「これからのあるべき未来像」ではなく、「現代が抱える問題」のほうに大きく寄りかかるもの。

それによって「解決を急ぐべき」という優先性が生まれる。

シャイなあんちくしょうのくだりがほんっとに「社会不適合者の更生施設案内」になっててすごいと思った。

いや極端な話「車椅子があれば外に出られます、なかったらちょっと無理です」的な。

いやそれが悪いっつーんじゃないけど、ネット利用がそういうためのものであるなら、やっぱ考え直さないかんとこってあるなぁ。

彼らがこれからの日本の産業を牽引していく的な立場ではないというのをきちっと。

決して社会を支える立場ではなく、社会から支えられる立場でしかないと。

例の図書館の蔵書検索システムを運用してる会社の言い草に

既にプログラミングという技術は決して特別なものではなく、誰でも開発に参加できる時代です。

ってのがあるけど、これって限りなく

65歳以上人口は2556万人、総人口の5人に1人

統計局ホームページ/統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで- 65歳以上人口は5人に1人

と変わりないわけだ。

世の中にきちんと受け皿を用意しておくべきだ論ってのはほんっと障碍者とか高齢者と同じ。

ただそれやるなら、やっぱちょっと自分らの立場というのも考えたほうが。

決して差別ではなく、自分らは「支えられる存在」であるって自覚のもとに行動しないと。

たまに勘違いして「俺たちが日本作ってますから」みたいになってる人っているじゃん?

ほんとはそんなことなかったんですよ。

単に「支えられ待ち」な人々。

「支えられ待ち」だから、アレコレ要求してるわけで。

ずっと前に書いた「オタクは障碍者」に加えて「ベッチョキチガイも障碍者」という認識で。

いやほら、もうそうなるとしょうがねぇじゃん?便器からはみ出すようなウンコの仕方でも

「しょうがないじゃん」

つって掃除して"やんなきゃ"ならない。